料理に醤油や味噌は使わない、イタリアンに合わせる食中酒は日本酒のみ!門前仲町『酒とビストロ KARASU』でペアリングの妙を学ぶ

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・門前仲町のビストロ店『酒とビストロ KARASU』です。

画像ギャラリー

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・門前仲町のビストロ店『酒とビストロ KARASU』です。

下町で出合った日本酒×ビストロの新しい魅力に歓喜

街歩きには出会いと発見が付きものだ。それは時に人生をより豊かにする。門前町で遭遇したカラスもそう。ま、カラスはカラスでもこちらは美味空間ですけどね。麗しのタリアータの横にはまさかの升酒。お察しの通り、イタリアンに合わせる食中酒は日本酒オンリーの店なのである。

熊本黒毛和牛「和王」のタリアータ~山葵と赤ワインのソース~ 2800円

『酒とビストロ KARASU』熊本黒毛和牛「和王」のタリアータ~山葵と赤ワインのソース~ 2800円 濃厚な脂の旨みの肉には酸味の強い日本酒が合うそう

ニッポンの酒の多様性&和食とはまた違う組み合わせを楽しんでほしいと、料理に和の定番調味料である醤油や味噌は一切使わないそう。これがまあセンスのいいこと。例えばカルパッチョは魚介によってソースも変幻自在。水ダコなら柚子胡椒+パッションフルーツをアクセントにするなど発想は自由、味は確か。日本酒は主に酸味や熟成感など洋に合う個性強めの味を揃えており、こう来たかと唸るペアリングに開眼するはず!

店主・赤井健太郎さん「日本酒の新しい魅力を伝え、業界を盛り上げたい」

『酒とビストロ KARASU』ひとり客も多い。赤井さんはバーテンダーからスタートし、日本酒の店でペアリングの基礎を学んだ。創業7年目

門前仲町『酒とビストロ KARASU』

[住所]東京都江東区富岡1-9-3
[電話]03-5809-9961
[営業時間]17時~23時
[休日]水、第2・4火
[交通]地下鉄東西線ほか門前仲町駅1番出口から徒歩すぐ

おとなの週末2024年9月号は「カレー特集」

おとなの週末2024年9月号

撮影/小島昇、取材/肥田木奈々
※2024年7月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

仏巨匠ピエール・ガニェール氏に師事も、メニューは伝統的なものばかり…『ビストロ ル ケイク』の味は田舎町のビストロの思い出

「次の主役は魚!」と築地でオープン 『Bistro Masa(ビストロマサ) 築地』はフレンチには珍しい食材の料理も好評!

3キロが500グラムになるまで玉ねぎを炒める 『ビストロ バー ア ヴァン コダマ』の「オニオングラタンスープ」はフランス人も唸る味

追加のスープは「好きなだけ」!『bistro simba』はフランス仕込みの「ブイヤベース」が絶品

おすすめ記事

【激うま】大丸・松坂屋の冷凍グルメ定期便「ラクリッチ」の一番人気お届けコース「すごリッチBOX」をプレゼント!! これを試さないのは損だ

ザクザク食感の「ブラックサンダー」が生まれるきっかけ!30周年記念、サクサク食感「チョコナッツ3」が100円ショップ限定でリバイバル発売中

料理に醤油や味噌は使わない、イタリアンに合わせる食中酒は日本酒のみ!門前仲町『酒とビストロ KARASU』でペアリングの妙を学ぶ

東京のうまい「究極の醤油ラーメン」ベスト5店…スープ濃厚、150人が試食した「究極の一杯」を覆面調査隊が《浅草・王子・上大岡・糀谷・尾久》で発見

自信を持って名物!極旨ナポリタンはまさに極旨 『高円寺 ウシータ』はメニューが約80種もある“町イタリアン”

【難読漢字】食べ物クイズ 不老長寿の秘薬です

最新刊

「おとなの週末」2024年10月号は9月13日発売!大特集は「ちょうどいい和の店」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。9月13日発売の10月号は「ちょうどいい和の店…