浅草橋にひそむ町中華の名店『中国菜 仁』 店主はあの『龍天門』で20年間腕を振るった人物

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・浅草橋の中華料理店『中国菜 仁(ジン)』です。

画像ギャラリー

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・浅草橋の中華料理店『中国菜 仁(ジン)』です。

町にひそむ名店を発見 新味を感じる中華に拍手が止まらない!

町にある中華だから町中華には間違いない。けれども、この店の味は大衆的なそれとは一線を画す洗練された味わいだ。なんせ店主の田村さんはウェスティンホテル東京にある名店「龍天門」の厨房で20年間腕を振るった経歴の持ち主。よだれ鶏や麻婆豆腐といった定番料理も揃えるが、自身で頻繁に香港を訪れ、旅の途中で仕入れた知識と食材で作るその時々のおすすめ料理が面白い。

具沢山海鮮のせご飯のせいろ蒸し 2200円

『中国菜 仁(ジン)』具沢山海鮮のせご飯のせいろ蒸し 2200円 エビや白魚、シャコやアサリなど具材にはすべて乾物を使い、その風味が米に沁みている。大澳特産の調味料・蝦膏でさらに深い味わいに

「具沢山海鮮のせご飯のせいろ蒸し」もそのひとつで、ランタオ島の港町・大澳の漁師飯をアレンジしたものなんだとか。ジャスミンライスの香りから乾物のエビやシャコなどの魚介の旨みが広がって、緻密な味の構成に唸りっぱなし。どれをとってもそんな新味の発見に満ちていて、メニューを全制覇したくなる。

『中国菜 仁(ジン)』

浅草橋『中国菜 仁(ジン)』

[住所]東京都台東区浅草橋1-33-3
[電話]03-6881-5425
[営業時間]11時半~14時半(14時LO)、17時半~21時半(20時半LO)
[休日]日・月(祝は営業)
[交通]JR総武線浅草橋駅西口から徒歩3分

おとなの週末2024年10月号は「ちょうどいい和の店」

2024年10月号

撮影/西崎進也、取材/菜々山いく子
※2024年7月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「ブーム到来!?グルメサンドイッチ東京6軒 具材もパンもこだわる贅沢サンド」では、覆面調査隊が素材やパンにこだわるちょっぴりお高めな贅沢サンドを探して実食レポートしています。

画像ギャラリー

関連キーワード

この記事のライター

関連記事

上海に住んだ店主がハマった!蔵前『焼小籠包ドラゴン』はストリートフードが揃う楽しさ満点の中華酒場

町中華を超えた宮廷料理レベルのチャーラーを近鉄大和八木駅で発見!日本最安レベルの半チャーハンにも衝撃

西川口「ガチ中華」に覆面調査隊が潜入…本当においしい《最強の餃子》ベスト3店を発表する

餃子にあうのは《ラーメン》か《チャーハン》か…?「町中華」5軒で”絶品”を覆面調査した

おすすめ記事

ハンドドリップデビューに最適!コーヒー好き女優・美山加恋とHARIOのコラボドリッパーが登場

東西線沿線、本当にうまいラーメン店「究極の一杯」ベスト6…旨み凝縮、スープ濃厚《早稲田・落合・門前仲町・南砂町行徳》で覆面調査した

浅草橋にひそむ町中華の名店『中国菜 仁』 店主はあの『龍天門』で20年間腕を振るった人物

この食材の名前は? ウロは食べないで!

目白で昭和21年創業の老舗『志むら』和菓子店にして甘味処の魅力

【厳選】きっと通いたくなる!居酒屋4軒 サービス精神満点、コスパ、料理の完成度も

最新刊

「おとなの週末」2024年11月号は10月15日発売!大特集は「神楽坂」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。10月15日発売の11月号は「神楽坂」を大特集…