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生活密着型の老舗の味

この南蛮亭、創業は昭和44年(西暦1969年)だというから、今年で55周年を迎えることになる。

店の正面の桟橋には、高速船(ジェットフォイルと呼ばれる水中翼船)が静かに乗客を待っている。背後にはターミナルの出入り口があり、その外にはタワー型の広大な駐車場がある。長崎港ターミナルは離島の生活を繋ぐ、交通の要衝なのだ。

毎日、数多くの人たちに愛され磨かれ続けてきた南蛮亭のうどんは、地元の人々の標準となる味なのだろう。そう読み解くと腑に落ちる、深い味わいでありました。

ジェットフォイル(ウォータージェット推進型水中翼船)が待機する桟橋が目の前にある。離島に住む人にとって重要な生活の足だ。

文・写真/深澤紳一(ふかさわ しんいち):PCゲーム雑誌から文芸誌、サブカルチャー誌まで幅広い寄稿歴をもつライター。レーシングスクールインストラクターなども務めつつ、飼犬のために日々働く愛犬家。

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深澤 紳一
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