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「8月10日」。今日は何の日でしょう?答えは「かっぱえびせんの日」!

「やめられない、とまらない」まま60歳の還暦を迎えました!

菓子・食品の製造・販売を行うカルビー株式会社(東京都千代田区丸の内1-8-3)が、誰もが口ずさめるCMソングにも使われた「かっぱえびせん」のキャッチコピー「や(8)められない、と(10)まらない」の語呂合わせから制定しました。

「かっぱえびせん」の誕生は1964年。今年で60歳、還暦を迎えました。1964年といえば10月に東京オリンピックが開催。それに向けて首都高速道路の建設や東海道新幹線が開通するなど高度経済成長真っ只中。まだまだお菓子といえば甘いもの、「スナック菓子」がまだ珍しかった時代に、えびの風味を生かしたシンプルな塩味とサクサク食感がクセになり、あとを引いて食べ続けたくなるお菓子として大ヒット商品に!斜めに10本の筋が入ったあの独特な風貌、唇をすぼめながら1本ずつ食べた経験を持つ人は多いはず。そして、昭和から平成、令和へと60年経った今も、子供のおやつとして大人たちのビールのお供としてずっと愛されるロングセラー商品となっています。

1964年初代かっぱえびせん(写真:カルビーHPより)

ところで、なぜ「かっぱ」?という疑問を持つ方も多いはず。カルビーの創業者である松尾孝氏が、昭和20年代に週刊誌で連載されていた漫画「かっぱ天国」(作:清水崑)の大ファンで、甘辛いあられの菓子を製品化する際、子供たちに親しんでもらえるよう「かっぱあられ」と名付けたことが始まり。そのまま「かっぱえびせん」に引き継がれました。

幅広い世代に愛される100年ブランドを目指す「かっぱえびせん」。2024年の60周年記念パッケージ(写真:カルビーHPより)

そんな「かっぱえびせん」、今ではえび風味&塩味を生かして鶏唐揚げの衣や天かすがわりの揚げ玉になったり、シュウマイの具やひじきや梅肉とあえておにぎりになったりなど、料理のレシピにも大活躍中です!

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おとなの週末Web編集部
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