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トップカテゴリーのレースは手に汗握る!!

GT500クラスのスタートシーン

鈴鹿サーキットは、2024年4月にF1を開催するなどグレード1サーキットというカテゴリに分類され、このカテゴリーは日本ではここと富士スピードウェイしかないという格式の高いサーキットです。取材を行った2024年6月1日~2日は国内レースで最も人気が高く観客動員数もトップレベルのSUPER GTが開催されていました。

SUPER GTは国内の自動車メーカーであるトヨタ、日産、ホンダの3メーカーが威信をかけて開発した市販車の形を模したレーシングカーで争われるGT500クラスと、市販車をベースに作り上げられたレーシングカーと世界のスーパーカーが活躍するGT300クラスの2クラスが混走するレースとなります。

GT500クラスの100号車 STANLEY CIVIC TYPE R-GT

速いGT500マシンが遅いGT300マシンを抜きながらのバトルや給油やタイヤ交換、ドライバー交代などを行うピットインのタイミングなどで順位が大きく変わるなど、じみ深いカタチのレーシングカーがスリリングな走りを魅せてくれるレースです。特に車種の豊富さから、見た目では想像が出来ない展開を見ることが出来ます。なにせ、4ドアのホンダシビックがフェラーリやランボルギーニをぶち抜いていくのです。

GT300クラス優勝の777号車 D’station Vantage GT3

この日のレースは接触などのアクシデントも途中で順位が大きく入れ替わるもGT300クラスはポールポジションからスタートした777号車 D’station Vantage GT3がチーム発足以来の初優勝を果たします。

速い方のGT500クラスでは37号車 Deloitte TOM’S GR Supraが優勝しています。

文・写真:松永和浩/主にモータースポーツ分野で活動する自動車系フォトジャーナリスト。電子書籍モータースポーツ誌「月刊AKIBA Spec」(ELECTRO IMAGING刊)発行人編集長も兼務

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松永和浩
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