まとめて食べることで引き立つ、3つの個性
では、3層のタワーを崩さぬように注意しながら食べ進めるとしよう。
土台となる濃厚バスクチーズケーキは濃厚と謳うだけのことはある、ずっしりとした舌触りだ。そしてその上に鎮座する自家製カスタードプリンもしっかりした食感で、この2つをまとめて口にすると、飲み物なしではつらい重さになる。一口ごとに飲み物で舌を洗いたくなる重さだ。旨いのだが、野暮ったさは否めない。
そこに頂上の、ふわふわのホイップクリームを介入させると、一気に調和する。つまり、チーズケーキとプリンとホイップの3つを、同時に口にするのがおすすめだ。ホイップの軽さは絶妙で、つい多めに使いたくなる。
周りのココアパウダーを使って適度に味を変化させながら、ドリンクバーの飲み物と一緒に喫するのが最高の組み合わせだ。