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商品開発においてネーミングは大切だ。ファミリーレストラン『ジョナサン』の『プリンノセターノ』(税込549円)は、徹夜で知恵を絞ったコピーライターが「もうこれでいいや!」とやけを起こして提出したかのような、脱力感あふれる名前が注目を集めてヒット商品となっている。何にプリンを乗せたのか、どのような味なのか、その正体をレポートしよう。

チーズケーキにプリンを乗せたので『プリンノセターノ』!?

濃厚バスクチーズケーキ、自家製カスタードプリン、ホイップクリームの順番に重ねられた、ジョナサンの『プリンノセターノ』 (税込549円)

『プリンノセターノ』 (税込549円) という商品名に触れて誰しも思うのは、「プリン『に』ノセターノじゃないの?」とか、「何に乗せたの?」だろう。

プリン・ア・ラ・モードのように、プリンはデザートの核となることが大半で、脇役に回ることはあまりない。仮にプリンが乗る側に回ったとしても、いったい何に乗っているのか。肝心のところが、この名前からは判らないではないか。

と、このように、思わずツッコミを入れてしまうネーミングが、プリンノセターノを人気商品に押し上げたのは間違いない。

その正体は、濃厚バスクチーズケーキ、自家製カスタードプリン、ホイップクリームの3つを重ねた、スイーツのタワー。フォークを刺すのに気を使う背の高さだ。

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まとめて食べることで引き立つ、3つの個性...
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深澤 紳一
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