この不思議な香りは何? タンドール窯で炊き上げた北インドの味を発見! この店のビリヤニは調理法が珍しい

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・小川町のビリヤニ店『シャヒ・ダワット』です。

画像ギャラリー

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・小川町のビリヤニ店『シャヒ・ダワット』です。

タンドール窯で炊き上げた北インドの味

目の前に鍋ごと運ばれてきたビリヤニの蓋を開けた瞬間、不思議な香りが鼻先をついた。なんだろうと思ったらローズウォーターとサフランを使っているという。ナプキンで包まれたインドの壺型の鍋の中をかき交ぜると、今度はカレーとスパイスの香りが溢れ出た。

海老と魚ビリヤニ(S) 2420円

『シャヒ・ダワット』海老と魚ビリヤニ(S) 2420円 香り高いビリヤニ

この店のビリヤニは調理法が珍しい。壺のような鍋にカレーとバスマティライスを交互に詰めてアルミホイルでぴっちりと蓋をし、ナンなどを焼くタンドール窯に沈める。直火ではなくゆっくり蒸し炊きにするため米の旨みが引き出されるのだ。

『シャヒ・ダワット』クラシックなインド料理店の佇まい

オーナーシェフのカトリさん「マトンや骨付きチキンもおすすめ」

『シャヒ・ダワット』(左から)オーナーシェフ カトリさん、シェフ ラエマジさん、タンドール釜担当 バスネットさん

小川町『シャヒ・ダワット』

[住所]東京都千代田区神田錦町2-2-11 田口ビル地下1階
[電話]03-3293-5897
[営業時間]11時~15時 ※土・祝は11時半〜、17時~22時(21時LO)、日:11時半~15時
[休日]無休
[交通]地下鉄都営新宿線ほか小川町駅B7出口から徒歩4分

おとなの週末2025年1月号は『本当においしい「東京駅」』特集

『おとなの週末』2025年1月号

撮影/貝塚隆、取材/岡本ジュン
※2024年9月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「魅惑のスパイスライス「ビリヤニ」がキてます」では、覆面調査隊が注目&食べどきの、スパイスフード界のキラーメニュー、カレーの要であるスパイスをまとったご飯「ビリヤニ」を実食レポートしています。

画像ギャラリー

関連キーワード

この記事のライター

関連記事

和牛の存在感がすごい、話題のフレンチの「〆のカレー」が美味! コースのラストにこの満足感

“愛の結晶カレー”誕生秘話 マレーシアの味をベースにした名物カレーが看板メニューになった理由

「王者の風格」が漂うカレーに出合った!創業は江戸時代、洋食屋になって半世紀超の老舗が守る“コク旨”がたまらない

カレーにごろんっと入った宮崎牛の存在感が際立つ 実に贅沢な“洋食屋さんのビーフカレー”を発見!

おすすめ記事

ここは理想郷か!?武蔵小杉で本格インド&居酒屋料理の立ち飲み酒場を発見!アチャールとホッピーで呑める

牡蠣、白子、あん肝がどん、どん、どん!食べ放題の「痛風鍋」とは何だ? 1月限定で開催、高級食材と新鮮な野菜を「さん、きゅっ、ぱっ」でお得に

東京駅ナカで見つけた牛タンシチューが絶品だった 1月の金メダル店4選を発表

和牛の存在感がすごい、話題のフレンチの「〆のカレー」が美味! コースのラストにこの満足感

【難読漢字】地名当て 希少米の産地です

この不思議な香りは何? タンドール窯で炊き上げた北インドの味を発見! この店のビリヤニは調理法が珍しい

最新刊

「おとなの週末」2025年1月号は12月13日発売!大特集は「東京駅」

2024年12月20日に開業110周年を迎える東京駅を大特集。何度来ても迷ってしまう。おいしい店はど…