お弁当との一期一会の出会いを楽しむ
東京駅構内に位置するグランスタ東京『駅弁屋 祭』。常時200種類以上の駅弁を販売する同店は、決して弁当に明るいとは言えない新米編集・荒川にとって、この特集を作る際のまさに闇夜の灯火であった。少しでも多くの駅弁を知ろうと、毎日のように足を運ぶ日々。その中で見えてきたのは、訪れる時間によって陳列されるラインナップが変わる“時間割り”だ。
実は『駅弁屋 祭』、お弁当の入荷時間が10時30分、13時30分、17時30分と3回もあるのだとか。時間ごとに新幹線で届けられる全国津々浦々の様々なお弁当。日によって売り切れる時間が変わったり、季節限定の商品が出ている期間だってある。そう、ここでのお弁当との出会いは一期一会なのだ。
いつものお弁当も素敵だが、訪れた季節、訪れた時間にしか出会えないお弁当を楽しむ。これも東京駅ならではのお弁当の楽しみ方のひとつである。
撮影/鵜澤昭彦、取材/荒川友吾
※2025年1月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく『東京駅の構内「2000円以下」で買える、駅弁特集…あなご弁当、北海道直送、あの名物ロケ弁も《覆面調査隊》が実食』では、覆面調査隊が東京駅構内で買える駅弁を実食調査します。