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特別にバースペースを見学!

そして蔵見学の最後に案内していただいたのが、入る際にトリックを仕掛けたバースペース(どんなトリックかは、ぜひ行って確かめてください)。特別な時にしか使用しないとのことなのですが、私なんかが入れてもらっていいのかしら? でも、ここが見たい! という思いもあったので、「七田さん、本当にありがとうございます!」。

これがバースペース!
これがバースペース!
七割五分磨きの「七田」
七割五分磨きの「七田」
「七田 純米吟醸 江里山 棚田米」
「七田 純米吟醸 江里山 棚田米」
20年熟成の「天山」
20年熟成の「天山」

中は8畳くらいの落ち着きのある空間で、4席のスツールと3人用のソファ席が用意されたカウンターのみ。

例えば、今力を入れているスパークリング日本酒や熟成させた日本酒、グラスを変えることで味の雰囲気が変わる様子を楽しむ。さらには飯碗、茶碗があるなら、これがあってもいいと陶芸作家の方と取り組まれている酒碗でいただくなどなど。バーテンダーとなった謙介さんが解説をしてくれながら、それら未来につながっていくお酒を楽しませてくれます。どれもおいしくて、面白くて、本当によき!

特別なバータイムがなくても、見るだけ、巡るだけでも楽しい「天山酒造」さんの蔵見学。小川に蛍が光を放ちながら舞い、夜には幻想的な雰囲気となる6月がおすすめだそうです。その時、また来たいなあ。みなさんも、ぜひ!

取材の終わりは宴の始まり? 食前でも食中でも楽しめるスパークリング日本酒を、スパークリング用グラスに注いでくださる謙介さん
取材の終わりは宴の始まり? 食前でも食中でも楽しめるスパークリング日本酒を、スパークリング用グラスに注いでくださる謙介さん

■「天山酒造」
[住所]佐賀県小城市小城町大字岩蔵1520
[電話番号]0952-73-3141
[営業時間]9時~17時(6~8月は〜16時)

「天山酒造」さんからちょっと寄り道

佐賀での最後の食事はハヤシライス(私)とカツカレー(江崎マネとドビー)! 市街の少しハズレにある『欧風カレー 白山文雅』さんに伺ったのですが、お皿にのせられたご飯がほぼひと口分。え? と思っているとご飯は別の器で出されて、しかもおかわり自由。

「天山酒造」さんでお酒をいただいて少し食欲が出てきた江崎マネ(私もちょっぴり食欲ありました 笑)も大満足です。

『欧風カレー 白山文雅』のカツカレー
『欧風カレー 白山文雅』のカツカレー
こちらが私がいただいたハヤシライスです(江崎マネ撮影)。お皿のご飯は少しだけですが、奥のご飯がおかわり自由なんです。上品でリッチな味わいでした
こちらが私がいただいたハヤシライスです(江崎マネ撮影)。お皿のご飯は少しだけですが、奥のご飯がおかわり自由なんです。上品でリッチな味わいでした

ハヤシライスはほど良い酸味があってコク深く、よき! カレーは香り高く、旨み、辛みがひとつにまとまっているうえ、サクサク衣のカツと好相性で、こちらもよき! あ、ちなみにこちらのお店を探したのも江崎マネであります。ありがとうございます!

というわけで、長崎2日目と天山酒造さんのレポートはこれにておしまい。

ではでは、また本誌で。

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茅野愛衣(かやの・あい)/9月13日生まれ。代表作に『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(めんま役)、『ノーゲーム・ノーライフ』(白役)など多数。2024年7月からオンエア中の『真夜中ぱんチ』(ゆき役)に出演のほか、8月上旬からは映画『ふれる。』公開を記念して、『あの花ラジオ』復活版のパーソナリティも務める。

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おとなの週末Web編集部
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