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全国には数多くの難読地名が存在します。うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをした人も多いはず。

本コーナーでは、読み間違いが多い難読地名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。

文、画像/おと週Web編集部

【写真ギャラリーで読み方を当てよう】 何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!

難易度:★★☆☆☆

■難読漢字、地名編の正解はこちら

正解:にゅう

丹生という地名は全国各地に見られる地名ですが、ここでは三重県多気郡にある丹生をご紹介します。

この地は縄文時代から顔料などに使われていた赤色の水銀鉱石がとれる地として知られ、朱や赤色の顔料という意味を持つ「丹」を産む土地ということで、丹生と名づけられたといわれています。

この地名の由来は、ほかの土地の丹生も同様のようです。

奈良時代に建立された東大寺の大仏を金メッキする際、その大部分が丹生でとれた水銀が使われたといわれています。その量はなんと2トンにも及んだとか。

現在では丹生水銀は閉山となっていますが、水銀抗跡が残っています。

多気町といえば「松阪牛」。全体の約20%を肥育する一大生産地となっていて、「お肉のまち」として知られています。

ほかに「伊勢いも」も特産品として知られています。これは「みえの伝統野菜」のひとつで、長芋のように粘りがあり、畑のウナギとも呼ばれるほど栄養価の高い芋です。

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おとなの週末Web編集部
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