【山梨・凄すぎる!?】『桔梗信玄Kuromitsu Black生ビール』が飲めるのはココだけ! その”本格的”な味わいに腰を抜かした

桔梗信玄餅といえば山梨の銘菓。ちかごろはブランド力を活かした多品目展開が行われているが、その多彩な展開に『桔梗信玄 Kuromitsu Black 生ビール』(税込900円)が加わった。桔梗信玄餅のきな粉と黒蜜を発酵させた黒ビールは、意外なほどの本格派の味だ。

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桔梗信玄餅といえば山梨の銘菓。ちかごろはブランド力を活かした多品目展開が行われているが、その多彩な展開に『桔梗信玄 Kuromitsu Black 生ビール』(税込900円)が加わった。桔梗信玄餅のきな粉と黒蜜を発酵させた黒ビールは、意外なほどの本格派の味だ。

『桔梗信玄 Kuromitsu Black 生ビール』が飲めるのは、甲府駅ビル2階『カフェ&ワインバー 葡萄酒一番館』のみ!

桔梗信玄餅に使われる、きな粉と黒蜜で醸造された『桔梗信玄 Kuromitsu Black 生ビール』(税込900円)。 本格派の味だ。

半世紀以上にわたり、山梨の銘菓として親しまれている『桔梗信玄餅』。きな粉と黒蜜をかけて食する餅は、全国的な知名度も得て、定番の甘味として確固たる位置を占めてきた。最近はブランド力を活かした商品展開が図られ、『桔梗信玄生プリン』(4個税込1080円)のように、広くファンの心をがっちりと掴んだヒット商品も誕生している。

そうした品々に生ビールが加わった。黒蜜ときな粉を使用して醸造された黒ビールは 『桔梗信玄 Kuromitsu Black 生ビール』(税込900円)と銘打たれている。これが飲めるのはJR甲府駅改札正面の『カフェ&ワインバー 葡萄酒一番館』だけだ。

さっそく甲府駅ビル『セレオ甲府』を訪れて店長に話を聞いた。製造法は発売済みの瓶ビール版『桔梗信玄 Kuromitsu Black ビール』(税込860円)と同じものだが、ビールサーバー用に樽詰めされて出荷されているのは、この『カフェ&ワインバー 葡萄酒一番館』だけなのだという。

『桔梗信玄 Kuromitsu Black 生ビール』が飲めるのは、JR甲府駅ビル『セレオ甲府』2階の『 カフェ&ワインバー葡萄酒一番館 』だけだ。

スタウトビールっぽいがアルコール度数は低く、キレの良い喉越しでいくらでも飲める!

一杯ずつ、丁寧に満たされる 『桔梗信玄 Kuromitsu Black 生ビール』。ここでしか観られない光景だ。

話もそこそこに、さっそくビールをいただくことにした。店内は土産品店を思わせるつくりだが、『カフェ&ワインバー』という名前に偽りはなく、スタンドスタイルで喫茶もできる。

慎重な手つきで丁寧に注がれた中ジョッキの『桔梗信玄 Kuromitsu Black 生ビール』は、特に変わったこともない黒ビールにみえる。近頃のスリムな中ジョッキではなく、中身の量が確保された、言葉のイメージ通りの中ジョッキだ。黒色が強いのか、泡の茶色が濃い。それ以外は、いたって普通の黒ビールだ。

顔を近づけると、焙煎香が薫るが強くない。ジョッキに口をつけ、ぐっとあおると、するすると喉まで走った。喉越しは爽やか。コクが深いが苦みは少ない。舌の上には酸味がのこり、鼻には香ばしさが抜ける。スタウトビールのような印象だが、拍子抜けするほど軽くてクセがない。

アルコール度数は3.5%。これはいくらでも飲めるな、と思いながら、普通の黒ビールとして評価している自分に気がついた。きな粉だの黒糖だのと身構える必要がない。強いて言えば焙煎香が独特だが、それも言われなければ、銘柄の個性のうちで収まる範囲だ。

飲む前から飲み終えた後まで、キワモノじみた印象はまったく感じられない。製造元は『Far Yeast Brewing Company』。どこかで聞いたことがある気がすると思って調べると、高級クラフトビール『馨和(KAGUA)』のメーカー。美味いのも道理なのだった。

桔梗信玄 Kuromitsu Black ビール(税込860円)と『夜の桔梗信玄餅』桔梗信玄黒蜜きな粉リキュール(税込2420円)も販売中。

『夜の桔梗信玄餅』を使った『桔梗信玄ミルク』も美味い!

『夜の桔梗信玄餅』を牛乳で割ったカクテルが、『桔梗信玄ミルク』(税込600円)。

礼を言いながらジョッキを返すと、店長が「こういうものもありますよ」と教えてくれたのが『桔梗信玄ミルク』(税込600円)だ。『夜の桔梗信玄餅』をミルクで割ったカクテルなのだという。

『夜の桔梗信玄餅』(税込2420円)は、別名『桔梗信玄黒蜜きな粉リキュール』。こちらも、桔梗信玄餅に用いられるきな粉と黒糖を使ってリキュールに仕立てたものだ。製造はモンデ酒造。山梨のワイナリーとして名の通ったメーカーだ。

このリキュールをジョッキの底に敷き、その上にたっぷりのミルクを充填して、ユーザー自身がマドラーで撹拌して愉しむのが『桔梗信玄ミルク』というわけだ。

『桔梗信玄 Kuromitsu Black 生ビール』と同じ中ジョッキに氷を入れて、リキュールとミルクが規定通りの配分で満たされている。あまり混ぜずに変化を愉しむのも一興かもしれないが、味を評価するにはムラがないほうがいい。冷えた中身を、よく混ぜてから口にする。

ひとくち煽ると、こちらはビールと違って「きな粉と黒蜜」というイメージどおりの味。ねっとりと舌にまとわりつくような甘みと、コテコテのコクが口の中を支配する。飲み物でありながらスイーツのようだ。カルーアミルクよりもなお甘く、ねっとりとした風味が後を引く。喉で味わうよりも、ちびちびと舐めるように舌の上で転がして、長く続く余韻を愉しむのが相応しい。

これはこれで非常に美味で、酒の苦手な人にも親しみやすい仕上がりだ。

各種カクテルも、規定量をきちんと量って作られている。

瓶ビール版『桔梗信玄 Kuromitsu Black ビール』ならば、家庭でも愉しめる!

名前から想像するよりも遥かに本格派だった『桔梗信玄 Kuromitsu Black 生ビール』だが、瓶ビール版もある。こちらは『カフェ&ワインバー葡萄酒一番館』だけでなく、山梨県内各所の土産品店のほか、通販でも購入できるので、惹かれたかたはお試しいただきたい。 『夜の桔梗信玄餅』桔梗信玄黒蜜きな粉リキュールも、同様に入手可能だ。

価格は、桔梗信玄 Kuromitsu Black ビールが860円(税込)、『夜の桔梗信玄餅』桔梗信玄黒蜜きな粉リキュールが2420円(税込)となっている。土産品に好適だが、普通に美味なので、ご家庭に常備するのもオススメできる。

土産品に好適だが、普通に美味なので、ご家庭に常備するのもオススメ。

文・写真/深澤紳一(ふかさわ しんいち):PCゲーム雑誌から文芸誌、サブカルチャー誌まで幅広い寄稿歴をもつライター。レーシングスクールインストラクターなども務めつつ、飼犬のために日々働く愛犬家。

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