江戸家猫ハッピーの漫画・満吉くん

カフェでも人気者、ハリネズミ あの“ハリ”はいったい何でできているのか

漫画・満吉くん

満吉(まんきち)くんは、各時代で話題となった存在と、時空を超えて交流できるという特殊な能力を持つ猫。この愛くるしいキャラクターの生みの親、マルチクリエイターの江戸家猫ハッピーさんが、満吉くんを主人公にした漫画で心が和らぐ…

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満吉(まんきち)くんは、各時代で話題となった存在と、時空を超えて交流できるという特殊な能力を持つ猫。この愛くるしいキャラクターの生みの親、マルチクリエイターの江戸家猫ハッピーさんが、満吉くんを主人公にした漫画で心が和らぐ物語を紡ぎます。今回は「ハリネズミ」編です。

【ハリネズミの巻】

※漫画は、画像ギャラリーでもご覧になれます

「ハリネズミ編」(1)
「ハリネズミ編」(2)
「ハリネズミ編」(3)
「ハリネズミ編」(4)
「ハリネズミ編」(5完)

増えるハリネズミのいるカフェ

2016年、東京・六本木に、世界初との触れ込みで“ハリネズミのいるカフェ”がオープンしました。店内でかわいらしいハリネズミに触れることができる「ハリネズミカフェHARRY六本木本店」です。英紙や米メディアなども取り上げ、大きな話題になりました。以降、都内のほか各地に同様のお店が続きます。

「ハリネズミカフェHARRY六本木本店」は、新型コロナウイルスの影響で「業務の継続が難しい状況」になったとして2021年7月に閉店してしまいましたが、系列のお店が東京・原宿(「ハリネズミカフェHARRY原宿店」)などで営業中です。

アムールハリネズミは特定外来生物

ハリネズミのいるカフェで見ることができたり、ペットとして飼われているのは、「ヨツユビハリネズミ」と呼ばれる種類です。

一方、特定外来生物に指定され、飼育できないハリネズミもいます。中国北東部などに分布する「アムールハリネズミ(マンシュウハリネズミ)」です。環境省のホームページによると、静岡県や神奈川県などで定着しているのが確認されているといいます。外見は、ヨツユビハリネズミとよく似ています。

ハリネズミは、背中部分に“針”のように硬くなった毛があります。敵から身を守る際に、この毛が立ち上がるのです。しかし、普段、落ち着いた状態の時は、毛は寝た状態なので撫でることもできます。その愛らしい見た目で、ペットとして人気を集めています。

江戸家猫ハッピー(Edoya Nekohappy)

マルチクリエイター。動物ものまね芸人「三代目 江戸家猫八」の末娘。
1993年から15年間、俳優・緒形拳に師事。共著「地球徒歩トボ」(学研)では写真を担当した。オリジナルキャラクターである猫の「満吉くん」を通して、地球を楽しむための写真・漫画・グッズなどを発信している。2023年7月、伊豆高原で「猫満福庵」という猫のいるギャラリーをオープン。

・「猫満福庵」https://nekomanpukuan.com/

・「江戸家猫ハッピー」https://nekohappy.com/

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