×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。

本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!!  正解がわかった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!

文、画像/おと週Web編集部

【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!

難易度:★★★★☆

■難読漢字、食べ物編の正解はこちら

正解: かんすい

ラーメンや中華麺を作る際に欠かせない材料のひとつが「鹹水(かんすい)」です。

アルカリ性の水溶液で、おもに中華麺の製造に使われています。麺生地に加えることで、独特の食感や美しい色合いを生み出す重要な役割を持っています。

鹹水は小麦粉のグルテン構造を引き締める効果を持ち、添加することでしっかりとした弾力ともちもち感を持つ麺に仕上がります。さらに、麺の色が鮮やかな黄金色に変わり、見た目も食欲をそそります。

加えて、アルカリが醸すほのかな風味が麺に深みを与え、ラーメンスープとの絶妙な調和を生み出します。

「鹹(かん)」という漢字は「塩辛い」「しょっぱい」という意味を持ち、塩分や塩気を表します。一方、「水(すい)」は文字通り「水」を指し、ここでは「液体」や「溶液」の意味合いで使われています。

もともと「鹹水」は塩分を含む水溶液を指す言葉でしたが、現在はラーメンや中華麺作りに使われるアルカリ性の特殊な水溶液という意味が定着しています。

鹹水が手に入らない場合は、重曹(ベーキングソーダ)で代用することも可能です。ただし使いすぎると苦みが出るため、少量ずつ試すのがおすすめです。

また、市販されている「かんすいパウダー」は、家庭でも簡単に使えて本格的な麺作りに役立ちます。ラーメン作りに挑戦したい人は、ぜひチェックしてみてください。

【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!

関連記事
あなたにおすすめ

関連キーワード

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

おとなの自動車保険

最新刊

初夏の風が爽やかに吹く今日この頃。2025年5月15日に発売される「おとなの週末」6月号では、ニッポ…