日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解がわかった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
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難易度:★★★☆☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
さやえんどうは、春から初夏にかけて旬を迎える代表的な野菜です。豆が育つ前に収穫されるため、さやが柔らかく、スジが少ないのが特徴です。
未成熟のえんどう豆を、柔らかいさやごと食べるのが特徴で、シャキシャキとした食感と、鮮やかな緑色が料理の彩りを引き立てます。
「莢」は豆などを包む「さや」、「豌豆」は中国語由来で、「えんどう豆」を意味します。つまり、莢豌豆とは「さやごと食べるえんどう豆」という意味です。
同じえんどうの仲間には、豆だけを食べる「実えんどう」や、さやごと食べられるが実もしっかりしている「スナップえんどう」などがあります。
原産地は中央アジアから中近東地域とされ、古代ギリシャやローマ時代から栽培されていた歴史ある野菜です。
その後、シルクロードを通じてインドや中国へ伝わり、日本へは8世紀頃に中国から穀物として伝わりました。しかし、野菜として本格的に栽培され始めたのは江戸時代になってからといわれています。
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