生ビール、「肉どうふ」が破格の値段!船橋駅近くの『一平』
最後にご紹介するのが、JR船橋駅や京成船橋駅(船橋市)の南側、歩いて2~3分ほどの路地にある『一平』です。かつての勤め先が船橋市にあり、会社帰りによく寄ったものです。何しろ美味しくて安い。ちょっと一杯ひっかけるにはもってこいの酒場です。
先日訪問したのは金曜日の20時ごろ。待ち客が4人ほどいました。それも女性ばかり。前は行列などなかったのですが、酒場人気も後押ししているでしょうか。酒場に並ぶのも何だなぁ、と思いましたが待つこと約20分。お店の回転が早いのですぐ入ることができました。中はシンプルなコの字カウンターではなく、左側に少しL字が入った変形式のコの字カウンターです。うまく説明できませんが(笑)、百聞は一見に如かず、一度お運びください。
当店の売りは何といってもその安さ。生ビール(中)が300円(2025年3月時)、いつも最初に注文する「肉どうふ」は250円と破格の値段です。肉は一切れしか乗ってませんが、筆者などはそれで十分。濃いめのタレが黒ビールによく合います。
加えて最後に「鮭ハラス」的なものを食べました。締めて1000円程度。まさにセンベロ、安すぎます。
船橋市には皐月賞や有馬記念が開催されるJRA中山競馬場と、地方競馬の船橋競馬場があります。お金がスッカラカンになっても、一平であれば安心して飲めますね。
少し足を伸ばして、魅惑の酒場巡りを
今日は千葉県シリーズの第1弾。コの字カウンターの名店をご紹介しました。コの字もあればW字も変形L字もありと、変幻自在のカウンターが楽しめる3店、いかがでしたでしょうか。
最近は「コの字カウンター」をテーマにしたTV番組もひそかな人気とか。紹介されるのは多くは東京のお店のようですが、少し足を伸ばせば千葉県にも魅惑の酒場が皆さまをお待ちしています。夏レジャーがますます楽しくなるこの時期に、ぜひお立ち寄り下さい。
文・写真/十朱伸吾
おとなの週末Web専属ライター。旅と食とビールと競馬をこよなく愛する。ツーリングとゴルフも趣味。ツーリングの成果でダイエットにも成功。