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薩摩隼人もビックリ!パッションあふれる漢の焼酎酒場『鶏と本格焼酎昭和』@新宿御苑

20ウン年前、居酒屋で焼酎に目覚めて以来、気づけばこの世界にどっぷり。鹿児島にも足しげく通い、蔵元や地元との縁を深めてきたという店主の佐藤達雄さん。カウンターにズラリと並ぶのは、芋焼酎ばかり。その相棒には、香ばしい宮崎地鶏の炭火焼きという、まさに王道をゆくスタイルだ。

「好きなように飲んで」が佐藤流だが、芋の魅力をより感じて欲しいからソーダ割りはなし。変わりに1杯目には生ビールなどを用意する。おすすめはお湯割り。

侍士の門お湯割り900円、地鶏もも焼き1300円

『鶏と本格焼酎 昭和』(左)侍士の門 お湯割り 900円 (右)地鶏もも焼き 1300円 にんにくが効いたパンチのある味に合う「侍士の門」。みずみずしい淡路島産の玉ねぎスライス添え

なんたって専用の器を作るほどその愛は深い。キュッとくびれた独特のフォルムの器は、酒をくびれまで入れ、お湯が8分目までなら6対4、口元まで注げばちょうど半々と、銘柄によっても絶妙に調整できる仕掛け。

もちろん季節でお湯の温度も変える。暑い日だからこそ敢えてのお湯割り。これが意外といいのよ、実は。

『鶏と本格焼酎 昭和』店主 佐藤達雄さん

店主:佐藤達雄さん「本当においしい焼酎の魅力を知ってもらいたい」

『鶏と本格焼酎 昭和』

[店名]『鶏と本格焼酎昭和』
[住所]東京都新宿区新宿2-1-6新宿WESTビル1階
[電話]03-5944-0400
[営業時間]18時~24時
[休日]日
[交通]地下鉄丸ノ内線新宿御苑前駅1番出口から徒歩3分

青ヶ島の風景が目に浮かぶ料理と青酎に浸る『青ヶ島屋』@西新宿

青酎ってご存じですか?東京本土から358キロ、伊豆諸島の最南に位置する青ヶ島で醸される焼酎のことだ。驚くことに約170人の島民のうち10名が杜氏という酒好きパラダイス。そんな青酎を揃える店が西新宿にある。

店主は青ヶ島育ちで、杜氏もほぼ親戚か顔見知り。地元でも知られていない秘蔵の酒も置いてあったりする。ボトルラベルの表面は同じだけれど、側面には杜氏の名前がプリントしてあり、直子さんに順子さんと女性の名前が多いのは昔は各家庭で造られていたものだったから。

直子ソーダ860円八丈島産くさや1680円

『青ヶ島屋』(左手前)直子ソーダ 860円 匂いは強いが凝縮した旨みがクセになる。直子さんが醸す酒はフレッシュな香りが立つ (中央)八丈島産くさや 1680円 (奥)明日葉の天ぷら 970円 青ヶ島産でえぐみも少なく香りも爽やか

どれもさつまいもを原料とした焼酎なのに、とある酒は芋の無骨な表情、またとある酒はラムやジンなど洋酒に似た風情で、と作り手によって味も香りも全く異なるのだから飲むほどに深みにはまっていく。アオウミガメやくさやといった島料理をつまみつつ今宵は青酎にどっぷり浸ろう。

『青ヶ島屋』

[店名]『青ヶ島屋』
[住所]東京都新宿区西新宿7-15-15東宝観光ビル2階
[電話]03-6908-9723
[営業時間]17時〜23時半
[休日]日(祝は不定休)
[交通]都営大江戸線新宿西口駅D5出口から徒歩3分

撮影/鵜澤昭彦(らいどん)、大西陽(IGOR COSY)、貝塚隆(昭和)、小島昇(青ヶ島屋)、取材/岡本ジュン(らいどん、昭和)、肥田木奈々(IGOR COSY)、菜々山いく子(青ヶ島屋)

おとなの週末2025年8月号は「夏こそ、焼酎」

『おとなの週末』2025年8月号

※月刊情報誌『おとなの週末』2025年8月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「亀有と幡ヶ谷で発見! ソーダ割りが旨い「カジュアル酒場」2選 創作フレンチと焼酎の相性が抜群」では、ソーダ割りをカジュアルに楽しめる東京の焼酎酒場をレポートしています。

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