深い深い深すぎる今まで知らな過ぎた世界へようこそ!『SAKANA BOOKS』@曙橋
週刊つりニュース東京本社ビルのエントランス奥。間口はそれほど広くはないが、未知なる深海の世界のごとく、いやあ深い、深い、興味深い世界に引き込まれるのがここ、『SAKANA BOOKS』。
たとえばこんな本。ヤドカリの「宿」の中、つまり貝を脱いだヤドカリの裸体を激写した、そのカラフルで鮮やかな姿に圧倒される『ヤドカリのグラビア』とか。本邦初、日本に生息するすべてのサンショウウオの種を網羅し、貴重な生体写真と解説を収録した『日本産サンショウウオ図譜』とか。
「実は私もなんですが、両生類ファン、サンショウウオ愛好家には待望の1冊でした」(スタッフ・川村まなみさん)。
いやいやここまでマニアックじゃなくても、“水族館”をテーマにした本を集めたコーナーがあったり(水族館フリーク、多いのだ)、子供たちが目をキラキラさせる海の生き物や魚の絵本、図鑑があったり、名前の通りサカナに特化し、いろんな切り口で魅力を伝え、興味を広げてくれる本屋なのだ。
「近年、自然環境の変化もあって、今まで釣れていた魚が釣れなくなったりもしています。なので広い意味で対象となる魚への関心を深める必要があるのではと考えたのが発端です」とは週刊つりニュース代表の船津紘秋さん。
だから水生生物の生態はもちろん、飼う、食べる、海洋プラスチックなど環境まで、カバー領域も感度も高い。一角には水生生物クリエーター向けの棚貸しスペースもあり、気になるグッズや作品も。さまざまなテーマで著者などを招いたトークショーやイベントもしばしば開催され、盛り上がっている。
「美しいなあ」と1冊手に取ったが最後、あなたもハマってしまうかもしれませんぜ。
【owner’s recommend】『水族館人2・情熱と未来をめぐる15のストーリー』SAKANA BOOKS刊
SAKANA BOOKSレーベルの4冊目の刊行物。
「様々な形で水族館に関わる人たちへのインタビュー。人工海水のもとを作っている会社や、水族館の獣医師、シャチの漫画を描いている人まで、熱い情熱が伝わります」(川村まなみさん)
[店名]『SAKANA BOOKS』
[住所]東京都新宿区愛住町18-7株式会社週刊つりニュース1階
[電話]03-3355-6401(※週刊つりニュース代表電話番号)
[営業時間]12時~17時半
[休日]木・金
[交通]都営地下鉄新宿線曙橋駅A1出口から徒歩5分、地下鉄丸ノ内線四谷三丁目駅2番出口から徒歩6分
撮影/西崎進也(YATO)、松田麻樹(kamos、えほんやるすばんばんするかいしゃ、SAKANA BOOKS)、浅沼ノア(再燈社書店)、取材/渡辺高(YATO、kamos)、池田一郎(えほんやるすばんばんするかいしゃ、SAKANA BOOKS)、飯田かおる(再燈社書店)
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年10月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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