【予測4】新発想「おつまみやきそば」
「ソースに醤油、塩、店によって味付けも様々な『焼きそば』ってお腹を満たしつつ、お酒も進む。実はコスパの高い“おつまみ”なのです。ハーフサイズの提供店が増えれば流行るでしょう」として挙げられた「焼きそば」ですが、予測というより願望に近いような気がしなくもありません。
こちらは残念ながら、流行ったといえるニュースはありませんでした。
「やきそば」などの炭水化物を〆ではなく、“おつまみ”として楽しむというのは、お酒飲みならではの発想では。2026年の新年会などで挑戦してみてはいかがでしょうか。
【予測5】ドイツの伝統的なパン「プレッツェル」の韓国風アレンジ
音楽やドラマなど、カルチャーの分野でも人気だった韓国。
「激辛を目指して店に足を運ぶも、よくよく見れば滋味深い料理も数多く揃う韓国料理。そんな赤くない料理に、インパクトあるアレンジが人気のプレッツェルが、韓国発として話題になりそう」と予測しましたが、特にプレッツェルが大当たり。もともとは韓国で流行していたものが、日本にも伝わってきました。
プレッツェルは結び目の形状が特徴のドイツ発祥のパン。もっちりした食感と香ばしい風味で、ビールのお供としても親しまれています。
韓国では、チョコレートやメープルと組み合わせ、ドーナツのようなかわいらしい見た目になっていたり、ニラやクリームチーズと合わせていたりと、バラエティーに富んだアレンジが加えられています。
その他にも、日経トレンディが発表した「2025年ヒット商品ベスト30」の18位に、韓国生まれの“パスタ”を辛ラーメン風にアレンジした袋麺「辛ラーメン トゥーンバ」がランクインするなど、辛くない韓国料理も流行ったといえそうです。
【予測6】乳飲料、特に「コーヒーミルク」を推す!
「マツコ・デラックスの発言を契機に、ヤクルト1000、そして乳酸菌飲料がブームになった2024年。2025年も「乳」飲料が話題となりそうだ。」として、その中でも特に「コーヒーミルク」が流行るのではないかと予測しました。
2025年3月末をもって、食品メーカーの「明治」が瓶入りの乳飲料の販売を停止すると発表し、多くの人から悲しみの声が上がり、話題となりましたが、「コーヒーミルク」や「コーヒー牛乳」が爆発的に流行るということはありませんでした。
しかし、「2025年ヒット商品ベスト30」(日経トレンディ)の10位に「アレンジ系希釈飲料」がランクイン。水や牛乳を混ぜて、自分好みの濃さでドリンクを作ることができる商品の販売実績が好調でした。
乳飲料が流行ったとは言い難いですが、話題になったり、近い分野でブームが起きたりしていたようですね。
【予測7】ご飯の手軽なお供「ふりかけ」
「ミルクコーヒー同様、新たな味が登場し、それを契機にブームを起きると予想。ラーメンライスをヒントに豚骨味、味噌味なんてウケそうですが、果たして……」と、味の指定までして予測をしました。

調べてみると、「納豆ふりかけ」や「やきそば」、「ポテトチップス」など珍しいものが意外とあるもの。『おとなの週末』スタッフが“ウケそう”と予測した「とんこつ味」も既に市場にありました。
しかし、こちらも流行ったとは言えず……。すでに日常の食生活に根付いているため、ブームを起こすのは簡単ではないのかもしれません。
以上7つのブーム予測を検証してみました。「米粉料理」、「タコス」、「韓国料理とプレッツェル」は流行ったといえそうでしたが、その他は当たらず。ただ、話題にはなっていたり、2025年以前から人気だったりと、中らずと雖も遠からずという具合でした。
美味しいものを探し求めて、日々探索しているスタッフの嗅覚は流石ですね。2026年も、新たな美味との出合いが楽しみです。






