楽しみ方は自由、理想の町寿司。蒲田にあります『健寿司』@蒲田
理想の町寿司は?と問われたら日頃から蒲田で飲み歩いている筆者は真っ先にこの店の名が浮かぶ。佇まいにも店の空気にも気軽さと温かい品があり、ネタはほぼ近海の天然物。そして何より2代目、佐藤さんの物腰柔らかいおもてなしにホッと寛げる。
他店で経験を積み、父が創業した店に戻ったのは20代後半。以来、修業先で学んだ江戸前の仕事を自分なりに取り入れてきたという。
握りお好み

とりわけ小肌は自慢のネタで、気候や温度、大きさ等で〆加減を微妙に変えるそう。そんな誠実な仕込みの握りを好きな順番で好きなだけ、懐にやさしいのもうれしい限り。
日々ヘチマで磨き上げる色白美肌の檜カウンターに身を委ね、粋なつまみで飲んで食べて、また飲んで。次は何を頼もうかなぁ……思い巡らす時間も楽しい。
2代目店主:佐藤光一さん「緊張せず楽しめる雰囲気づくりを心掛けています」
[店名]『健寿司』
[住所]東京都大田区蒲田5-19-3
[電話]03-3731-3411
[営業時間]17時~24時(23時40分LO)
[休日]日・隔週の月
[交通]JR京浜東北線ほか蒲田駅東口から徒歩3分
昼も手抜きなし、細部までこだわる上質な握り『三宿の寿司 えん 本店』@池尻大橋
創業は8年前。今や「別邸」や「はなれ」と店舗を増やしたが、本店の変わらぬ魅力といえばコース一辺倒でなくアラカルトも豊富に揃えることだろう。
刺身に焼物とその日の仕入れで並ぶつまみは実に多彩。握りも白身だけで7、8種は用意するというが、どんなに品数が多くても昔ながらの仕事を手間暇かけて行うようスタッフ皆で徹底しているとか。
特上にぎり(昼・10貫と巻物、小鉢、お椀、デザート付き)7000円

人気は天然の生本マグロ。やさしく上品な旨みの中トロや、しっとり高貴な舌触りの赤身など期待を裏切らないおいしさはランチのお決まりでも手抜きなしだ。特上ならウニやイクラも入る顔ぶれに小躍りしてしまう。しかも自家製ダシ醤油などネタを引き立てる配慮は細部まで。
心地よい緊張感がありながら、小さなお子様連れも歓迎という懐の深さもうれしい。
店長:藤原正和さん「素材の良さを生かすよう心掛けています」
[店名]『三宿の寿司 えん 本店』
[住所]東京都世田谷区池尻3-30-6中尾ビル1階
[電話]03-6450-7118
[営業時間]11時半~14時半(14時LO)、17時半~23時(22時半LO)
[休日]水
[交通]東急田園都市線池尻大橋駅西口から徒歩8分
撮影/小島昇(榎本)、浅沼ノア(高はし)、西崎進也(紋寿司、健寿司、えん)、取材/肥田木奈々(榎本、紋寿司、健寿司、えん)、菜々山いく子(高はし)
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
※画像ギャラリーでは、絶品寿司の画像をご覧いただけます
※月刊情報誌『おとなの週末』2026年11月号発売時点の情報です。
■おとなの週末2026年2月号は「50歳からのラーメン」





























