■難読漢字、駅名編の正解はこちら
正解:みろづえき
和歌山県西牟婁郡すさみ町にひっそりと佇む見老津駅は、紀伊半島の南西、黒潮が間近に迫る枯木灘の海岸線に位置するJR西日本・紀勢本線の無人駅です。
駅に降り立つと、目の前に広がるのは「枯木灘」と呼ばれる荒々しくも美しい海岸線で、大小の岩礁が点在し、波が砕ける音が絶えず響きます。
観光スポットとして外せないのが「恋人岬」です。ここでは、沖合に浮かぶ「陸の黒島」と陸側の岩場との間で、東西から波がぶつかり合い、まるで抱き合っているかのように見える「婦夫波(めおとなみ)」を鑑賞することができます。
とくに波の荒い日には、白く泡立つ波の花が美しく舞う様子が見られます。このスポットは和歌山県の「朝日夕陽100選」にも選ばれています。
駅のあるすさみ町といえば「ケンケン鰹」が全国的に有名です。これは、一本釣りで釣り上げた鰹をすぐに船上で活け締めし、氷水で冷やして鮮度を保ったまま市場へ届ける伝統的な漁法によるものです。モチモチとした食感と臭みのない濃厚な旨味は、一度食べたら忘れられない美味しさです。
また、冬場には「イノブタ」料理も外せません。猪と豚をかけ合わせたイノブタは、すさみ町が発祥の地とされており、豚肉よりもコクがあり、猪肉よりも柔らかい、いいとこ取りの味わいが特徴です。
駅名の語源には複数の説があり、古くは「三戸津」や「見路津」とも書かれました。意味ははっきりしていませんが、「見(望む)」と、入り江や港を表す古語「津」に由来すると考えられています。また「老」は、“古くからある”“由緒ある”土地であることを示す意味を添えるために用いられたともいわれています。
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