■難読漢字、地名編の正解はこちら
正解:しわすだ
十二月田は、埼玉県川口市にかつて存在した地名です。いまでは住居表示の変更によって正式な住所としては使われていませんが、地域の学校名や交差点名として残っています。
地名の由来には、昔話のような言い伝えが残されています。
十二月の大晦日の夜、この地域に狐が現れ、杉の葉を使って田植えの真似をしたという話です。
真冬に狐が田植えをするという話は、もちろん史実ではなく、この土地に伝わる昔話のひとつです。
こうした物語は豊作を願う人々の気持ちと結びつきやすく、語り継がれるうちに、この地域を象徴する話として定着していきました。その結果、十二月に狐が田植えをしたという伝承が、この地名の由来として語られるようになったとされています。
観光地として大きく取り上げられる場所ではありませんが、十二月田の名を冠した「十二月田稲荷神社」は地域の象徴のような存在です。
十二月田にまつわるグルメとしては、「十二月田きつねのどらやき」がよく知られています。
川口市の老舗和菓子店・増廼家が作るどら焼きで、狐の伝承をモチーフにした焼き印が押されているのが特徴です。こんがりとした狐色の生地に、しっとりとした餡が挟まれた素朴な味わいで、地元の人々にも親しまれています。
川口市観光物産協会の推奨みやげにも選ばれており、川口を訪れた人が手土産に買っていくことも多いようです。
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