審査員が驚いた山下さんの“新・定番”おにぎり
3番手に登場したのが山下さん。5年連続決勝進出を懸けて送り出したのが、「サラダおにぎり」。ビーツが今後食卓に並ぶメニューに使われる素材として浮かぶようにと思いが込められた一品だ。
ビーツに薫香をまとわせるアイデアに田村、堀江両シェフから賛辞が送られた。
4番手は柳生さん。サムギョプサルをテーマにした「サムギョンネル」というおにぎりだ。和柑橘のすだち米を使い、ひと口で他国の文化を味わってほしいという思いが込められている。建設業の経験からトンネルを意識したビジュアルで臨む。
神田シェフからは「もっちりしたご飯の食感が好き」、堀江シェフからは「すごくおいしいと思う」と言う一方で「肉をダイス状にするなどお客さんの食べやすさを意識するともっとよい」という意見が出た。
最後に登場した津田さんは、「旨味で結ぶ、カリフラワーのおむすび」というこれまた変化球のおにぎりで勝負。
ご飯とカリフラワーをとろろこんぶの旨みでまとめている。
田村シェフから昆布とスパイスとの相性の良さ、堀江シェフから「昆布がおいしい。香辛料の効かせ方が上手」と、昆布とスパイスの組み合わせを称えるコメントが相次いだ。
ジャンルレスらしく、いずれも個性あふれるおにぎりが飛び出し、審査では長い議論がかわされた。その結果、決勝戦に駒を進めたのは、山下さん。5年連続の決勝進出を果たし、悲願の優勝へ向けてひとつ駒を進めた。
その表情に喜びはなく、「全部が足りてなかったので次がんばります」と言葉少なで決勝戦への闘志を静かに燃やしていた。
この他のジャンルでは、
「日本料理」楠修二さん(京都府・フリー)
「中国・アジア料理」花田洋平さん(大阪府・atelier HANADA)
「フレンチ・イタリアン・スパニッシュ」岩名謙太さん(東京都・イル テアトリーノ ダ サローネ)
が決勝に駒を進めた。
この中から、料理人のNo.1が決定する。
決勝戦は、4月26日18時半~19時50分、ABCテレビ・テレビ朝日系列で放送。前回に引き続き、国民審査員に上沼恵美子さん、GACKTさんが参加するほか、今回は長嶋一茂さんも参戦。芸能界きっての食通の一茂さんがどんな審査をするのか。そして、どんな料理が飛び出すのか乞うご期待!
そして、『おとなの週末Web』では決勝戦のレポートも放送当日に公開。こちらもぜひチェックを。
取材・撮影/編集部えびす








