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吉祥寺のオシャレカフェをディスりがちな、おっさん女子です。 しかし私にもディスれないっていうか、けっこう好きかも、というオシャレカフェが吉祥寺にあります……。 それはアトレ吉祥寺本館1Fの『S』。 間違いなくオシャレカフェなんだけど、フードメニューがなぜか昭和なのよ……(笑)。 たぶんコンセプトのひとつだと思うんだけどね。

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吉祥寺で“盆暮れ正月が一緒にきた感”のあるメニューの件

吉祥寺のオシャレカフェを比較的ディスりがちな、おっさん女子です。
しかし私にもディスれないっていうか、けっこう好きかも、というオシャレカフェが吉祥寺にあります……。
場所はアトレ吉祥寺。
もはや地元民が大好きな吉祥寺の中心ですね。
その本館1Fに『S』という大型カフェがあるんです。
座席数は82席。
朝9時から夜22時までの営業。
モーニング、ランチ、カフェ、ディナー、ジェラート販売などなど、どの時間帯もお客さんで賑わっているという印象。
2018年に続いて2019年も夏は表参道で大人気&行列のかき氷“アイスモンスター”を期間限定発売していたので、もう女子が大変でしたよ。
インスタ映えに忙しくて……。
こんなオシャレなコラボも多いんですよ。

そんな『S』は、一見おっさん女子のディスり要素満載のように思えますが、ここって間違いなくオシャレカフェなんだけど、フードメニューがなぜか昭和なのよ(笑)。
たぶんコンセプトのひとつだと思うんだけどね。

イラスト/小豆だるま

吉祥寺でこの『S』にしかないメニューというのがあってですね。
なんと『トルコライス』があるの。
しかもオシャレな(笑)。
トルコライスといえば、おっさん女子が大好きな輸入食品&デリ&ワンコインぶっかけ弁当の『C』(連載63回参照)に昔あったメニューなんだけど、いつのまにかなくなっちゃったんだよな~。
そのトルコライスですけど、長崎県発祥で、ピラフ、ナポリタン、デミグラスソースのポークかつがワンプレートになっているという、もはや盆暮れ正月が一緒に来たような“ニギニギしさ&ウキウキ感”で、おっさん女子的にテンションがあがるんだよね~♪

そして『S』のトルコライスは、1350円+tax。
ディナータイムのメニューですが、正直、1350円の価値はあります!
量がね、女子的にちょうどいい。
あと、非常に上品な味付けです。
昭和とオシャレの奇跡の融合なんですよ、マジで!

ディナーメニューはほかにもおすすめがあって、ハンバーグ&ナポリタンも頼んでいる人が多い印象。
ナポリタンの上にハンバーグが乗っていて、さらに半熟卵が乗っていて、さらにさらにてっぺんに旗が立っています(笑)。
「大人のお子様ランチ感」漂ってます。

あとね、オムライスも食べてほしい。
ごはんが緑なの……。
バジルが炊き込んであるのよ!
卵はふわとろ。
オムライスはケチャップライス+固めの卵で全部巻きの私ですけど(53回参照)。
この『S』のオムライスは許す!
積極的に許す! という感じなんです。
ここまでディスれないオシャレカフェは、吉祥寺にはほかにない!
非常に混んでますけど、若い女子が写真撮りまくってますけど、ママたちがランチ会やってて必要以上にニギニギしいですけど、ドリンク1杯で、3時間くらい居座って勉強している学生もいますけど、それでもおっさん女子は、『S』を推します!

天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。
小豆だるま
高校の国語教員を経てイラストレーター・漫画家になる。ギャグとシリアスを行ったり来たりする作風で雑誌・書籍・webなどで活躍中。著書は「日々ズレズレ」(小学館)その他。好物はタイ料理と辛いもの。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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