マツコに食べてほしい吉祥寺のオムライスは、これだよ、の件
吉祥寺のオムライスに文句タラタラなおっさん女子である。
以前、マツコ・デラックスがTV番組『怒り新党』好きなオムライスを語っていて、まったく同感! と思ったんだけどね。
それは、ざっくり言うと「中身はケチャップライスで、具は玉ねぎとハムのみ。固めの卵で包んだオムライス」というものであった。
吉祥寺にもオムライスがメニューにある人気店は何軒かあるんだけどね……。
イラスト/スタジヲワンツー
オムライスの人気店は、中道通りに多いよね。
ランチ時には行列が当たり前の洋食屋『T』のオムライスは、デミグラスソースの上品系。
小さなお店だけど人気の『きっちんK』のオムライスは、シチューみたいなオリジナルテイスト。
女子に人気のクマがトレードマークの『K食堂』は、とろとろ卵のオシャレなカフェ風。
さらに、コピス吉祥寺に入っている洋食屋『R』のオムライスは、ライス自体に卵を絡めてある系と和風のお好み焼きみたいなものがあります。
プチロードの、マリリン・モンローの看板の『M』も卵ふんわりのデミグラス系。
同じビルの3Fの『J』のオムライスは明太子&海苔を使った和風だよ。
ここまで読んできてお気づきでしょうか?
吉祥寺のオムライスって、オリジナルすぎるんですよ。
工夫しすぎて、もはや普通の王道オムライスがないっていう、地元民ジレンマ(苦笑)。
ベーシックなオムライスを所望する場合は、チェーンのオムライス専門店『R』か『P』に行く必要があるんだよ。
でも、チェーンのオムライス専門店は、ベーシックとはいえキレイにまとまりすぎているのと、バターを使いすぎな気がするのは、おっさん女子だけでしょうか?
まさにオムライスの王道! マツコに食べてほしいものは、コレだ!
ちなみに、私はオムライスのライスはケチャップごはん死守。
卵は固め&薄く、ちゃんとライスを包んでほしい派です。
ライスに卵をかぶせてある&乗せてある系は認めず、カフェ風のふわとろ、半熟、卵を3個使いました系は苦手だよ。
うーむ、けっこうシンプルな要求なんですけどね、吉祥寺では難しいのが、悲しいです。
しかし、吉祥寺にもあるんですよ、マツコに食べて欲しいオムライスが!
それは大正通りにある昭和な喫茶店『R』だ。
ちなみに連載19回&26回で紹介したカレー屋さん『L』の隣だよ。
『R』は、小さなお店だけど、フードメニューは30種類以上。
スパゲッティ、洋風ごはん、ピラフ、和食、麺、飯、トースト系などなど。
ちなみに働き者感いっぱいのマスターは、厨房で手早くサッと作って、すぐに出してくれるのがウレシイよ。
人気なのは自家製ハンバーグか、ナポリタンだと思うんだけどね。
でも、おっさん女子的にはオムライス押し!
あっさり系のケチャップごはんに、ハムやピーマン、玉ねぎなどの具+卵は薄くて固め+卵の上にはケチャップがオン!
マツコ好みだと思うんだけど、どうでしょう?(って、どこに呼び掛けているのか謎)。
ちなみにケチャップごはんが、あっさり系なので、ケチャップねちょねちょが好きな人(実はけっこういると思うんだよね)には、ちょっと物足りないかも(苦笑)。
でも、ライス自体の味付けはしっかりしていて、美味しいよ。
オムライス全体のフォルムも美しくて完璧です。
サラダがついてお値段700円。
安い!
吉祥寺で普通のオムライスが食べたい! と思ったら『R』ね!
天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。