■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:かんぞう
甘草は、マメ科カンゾウ属に分類される多年草です。
最大の特徴は、何といってもその「甘み」にあります。名前の由来を紐解いてみれば、これほどまでに直球で分かりやすい命名も珍しいかもしれません。
文字通り「甘い草」ということで甘草。中国では古くからその根が非常に甘いことが知られており、その性質を表した名称として定着しました。
この甘草がどれほど甘いのかというと、甘味の主成分であるグリチルリチンは、なんと砂糖の50倍から100倍程度の甘味をもつとされ、精製された状態ではそれ以上に感じられることもあります。
漢方薬の処方箋を見てみると、非常に多くの処方に甘草が配合されていることに気づくはずです。
それは単に甘草自体に効能があるからという理由だけではありません。ほかの複数の生薬が持つ尖った性質をまろやかに調和させ、毒性や刺激を和らげ、全体の効き目を調整するという、調和役としての能力が極めて高いからです。
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