■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:なれずし
寿司と聞けば、新鮮なネタが酢飯の上にのった江戸前握りや、彩り豊かな巻き寿司を真っ先に思い浮かべますが、熟れ鮨はそのどちらとも似て非なるものです。ひと言で言えば「魚を塩と米で乳酸発酵させる保存食」であり、現在普及している寿司の先祖にあたります。
そのルーツは、東南アジアのメコン川流域などにあるといわれています。山岳地帯に住む人々が、雨季に獲れた大量の川魚を乾季までもたせるために、炊いた米のデンプンを利用して乳酸菌を繁殖させ、その酸で雑菌の増殖を抑える技法を編み出しました。
これが稲作の伝来とともに日本へ伝わり、各地の河川や湖の周辺で独自の進化を遂げたといわれています。
名前の由来は、文字通り魚とお米を漬け込み、時間をかけて「熟(な)れる」のを待つことから、その名がついたとされています。
この「なれる」という言葉は、味がなじみ、発酵が進むことで風味が穏やかになるという意味をもっています。
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