カルピスは10月20日、新商品「カルピス特撰バター 濃厚アイスクリーム ミルク&バター」を発売する。同社の「特撰バター」を全体の約2割を使用したアイスクリームで、「特撰バター」ならではの味や香りでアイスクリームの濃厚さを際立たせたもの。6月から一部のスーパーで実施したテスト販売が好調であったことから、本格販売を決定した。「上質な暮らしの中でのちょっとしたご褒美」としての需要に期待するこの商品は、いったいどのような味なのか。15日のメディア発表会で実際に試す機会を得た。
そもそも「カルピス特撰バター」って?
「カルピス特撰バター」は、カルピスを牛乳から生産する際に残るクリーム分(脂肪分)から作られている。遠心分離機にかけると生乳は脱脂乳とクリーム分に分離し、前者は2度の発酵を経てカルピスになるが、「特撰バター」ではクリーム分を殺菌、冷却、熟成したのち、チャーニングと呼ばれる撹拌工程でバターミルクとバターに分け、バターを練り合わせて製品として仕上げている。
遠心分離以降の工程は通常のバターと同様だが、カルピスの「特撰バター」ではチャーニング時に不純物の洗浄にもバターミルクを使用。まるで仕込み水の代わりに清酒を使う貴醸酒のようだが、この工夫によってミルクの風味をより強く残す効果が得られるそう。
また原料も、牛の健康状態に合わせて穀物や乳酸発酵させた牧草などをバランス良く配合した餌を食べている牛の生乳を中心に調達。これにより色が白く、なめらかであっさりした味わいのバターを作ることができ、調理の際に素材の味を生かす特長を生み出せるという。








