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東京駅はビアスポット激戦地。2020年8月に開業したグランスタ東京にある最新店を、年間約300杯は呑んでいるビール好き編集・戎が巡りました。

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ニッポンのビールを実感!!

『DEPOT』のスイングカラン サッポロ黒ラベル(680円)

まずは、丸の内と八重洲を結ぶ北地下自由通路沿いにある『DEPOT』。

昔ながらのスイング式で注ぎ口が蛇口という“スイングカラン”でサッポロ黒ラベルを飲ませてくれる。薄張りグラスでお出ましだ。

きめ細かい泡の後から麦汁がクーッと喉を伝い、麦芽の香りが鼻を抜ける。プハァ、 これぞニッポンのビール。 旨い!

ビールのお供に、どうしても食べたかった「ナポリタン」を注文。浅草開化楼の低加水麺を使ったパスタは極太で、もっちもち! ピーマンのザクザク食感も小気味よく、ペロリと完食。

『DEPOT』のミルコ(690円)。
競走馬・ソダシもビックリの真っ白さである

デザートってわけじゃないけど、ここで飲みたかったビールをオーダーした。ミルコだ。なんとこちら、グラスの9割が泡という代物。飲むと淡雪のごとく、クリーミーな泡が飛び込む。かすかに残る麦の香りがいい。

ついにミルコまで飲めるようになるとは、東京駅はつくづくビールタウンだと思う。

大好きな「SORACHI」もあるが、他の店も制覇したいので我慢。バーのようなレトロな雰囲気がたまらない『DEPOT』、また来たいなぁ。

ミルコ、おかわり!

『Tokyo Station Beer Stand』のKALAKUCHI MILKO(550円)。
競走馬・シロニイもビックリの真っ白さである

このミルコ、改札内の『Tokyo Station Beer Stand』でも飲める。入場券を買って改札へGO!!

スーパードライで作るそれは、あの極上のキレを泡が包み込むことで、飲み口が軽くなり、スッと胃袋に収まった。

メキシコからのイタリア! ビールで海外トリップ

『北出タコス』の本日のクラフトビール、MURAKAMI SEVEN IPA(858円)

そのまま改札内を闊歩し、『北出TACOS』へ。日本橋の人気店『北出食堂』がタコスに特化した店だ。

編集の武内から「メキシコビールがある」と聞いていながら、クラフトビール好きの私、大手メーカーのビールが続いたので、「本日のクラフトビール」の誘惑に負けて、そっちを呑んでしまう。ごめんなさい。

「MURAKAMI SEVEN IPA」というスプリングバレーブルワリーのビール。欲していたホップ由来の柑橘の香りに「コレコレ!!」と思わず口を突く。

『東京パニーノ アロマフレスカ』のペローニ ナストロアズーロ(880円)

そして1階へ上がり、『東京パニーノ アロマフレスカ』でイタリアビール「ペローニ ナストロアズーロ」の生をいただく。

これがキレがあって爽快感抜群。1杯目に最高だが、もうすでに4杯呑んでいる。それでも口当たりの良さからグビッと飲み干す。

大好きなクラフトビールでフィニッシュ!!

『常陸野ブルーイング 丸の内』のニッポニア(750円)

最後は、大好きなクラフトビールを。

丸の内1階北改札を出て左手にある『常陸野ブルーイング 丸の内』だ。ネストビールを全10種類取り揃えている。イートインはもちろんのこと、テイクアウトも可能。ここでは「SORACHI」のリベンジとばかりに、ホップ・ソラチエースを使った「ニッポニア」を選んだ。

写真を撮るまでに我慢できずに少し呑んでしまってるのはご愛嬌

外で東京駅舎を見ながら“ソーシャルディスタンス呑み”でほっこり。

ソラチエースの杉やヒノキ、レモングラスのような香り(個人的にはブルーチーズを思わせる味だと思っている)が好きなので満足。苦み、コクもしっかりしている。〆にピッタリ! これだけバーッと飲めばお腹がたぷたぷ。

このように東京駅丸の内駅舎を見ながら飲むのもよし、新幹線のお供にしてもよし。想像が膨らむグランスタ東京のビール巡り、楽しいぞ!

※店のデータは、2021年1月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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