MENU
カテゴリから絞り込む
すべての記事
おとなの週末 オリジナルコンテンツ
まとめ記事
お取り寄せ
本誌紹介
ラーメン・つけ麺
カレー
焼肉・ホルモン・鉄板焼き
ステーキ・ハンバーグ
そば・うどん
和食
鍋料理(すき焼き・しゃぶしゃぶ)
ニュース
中華料理
洋食・西洋料理
アジア・エスニック料理
居酒屋・ダイニングバー
バル・バー
カフェ・喫茶店・スイーツ
テイクアウト・手土産
弁当
ファーストフード
おいしくて、ためになる食のニュースサイト
これぞ絶滅危惧食 ソース焼飯(チャーハン)を追え

これぞ絶滅危惧食 ソース焼飯(チャーハン)を追え

そもそも「焼飯」とは何か、チャーハンと何が違うのかという話がありますが、メニューに「焼飯」と書かれた料理は数少なく……。その上、「ソース焼飯」ときた。この謎のメニューを追跡。実態を調べてみました。

perm_media ソース焼飯を写真でチェック!! navigate_next

未知なるソース焼飯に感動!!

56年生きてきて、食べたことなし。ソース焼飯だ。

そりゃあ食べたことのない料理は、世界中に山ほどあるが、ソースと焼飯。こんなポピュラーなふたつの単語が、合体した途端に未体験料理に変容するというこの不思議!!

とにかく一度食べなきゃ。でもどこで食べられる? なんと『おとなの週末』のラーメン特集でも常連のラーメンの名店、都立家政駅近くの『食堂七彩』に“ソースチャーハン”が存在。さっそく食べた。

予想通りに普通のチャーハンより色黒く、予想通りソースの香り漂う、まさしくソースの焼飯。ただひと口食べれば、予想よりソースの味は薄目だが、そのほのかな甘酸っぱさが、食欲をグイグイ引っ張っていく。

あ、これウマイ!! ウマイぞウマイぞ、率直にウマイ! これは他の店も食べ歩きたい。

食堂七彩(都立家政)

ソースチャーハン(670円)

喜多方ラーメン(醤油/820円)

[住所]東京都中野区鷺宮3-1-12
[電話番号]03-3330-9266
[営業時間]11時半〜15時、18時〜24時、土・日・祝11時半〜15時、18時〜22時
※スープ売り切れ次第終了の場合あり
[休日]火

ニュー王将(浅草)

そして探した2軒目は、浅草は千束通りにほど近い『ニュー王将』。メンチカツが名物で、看板に“和洋食”とあるこの店での料理名が“ソース焼飯”!

洋食のケチャップライスのケチャップをソースに変えたようなハイカラな味わい。大きめにカットされた玉ネギの甘みとソースの酸味がゴハンと交じり合い昇華した幸福を感じる味だ。

ソース焼飯(750円)

ハムカツ(600円)

店舗情報 非公開

石の家(新宿)

さらにもう一軒ソースチャーハンの店を新宿駅南口すぐ近くに発見。中華『石の家』である。

この店の「ソース五目炒飯」の特徴は、ソースの味がかなりしっかりしていること。

だがこれもまた独自の美味しさなんですよ。レモンサワーも注文してしまったのだが、なんとツマミにもなっちゃう! “中華居酒屋”と看板にあったが、お酒のお代わりと同時にソース炒飯もお代わりしたくなる、呑ませるソース焼飯なのだ!

ソース五目炒飯(650円)

お店はビルの地下にある

[住所]東京都新宿区新宿3-35-4 ユーコービル中地下
[電話番号]03-3354-9334
[営業時間]11時半〜23時50分(23時LO)、日・祝11時半〜22時50分(22時LO)
[休日]無休

失われつつある東京下町の味、それがソース焼飯だ!!

とにかくソース焼飯、ウマイっす!! でもどの店も味付けから具材まで全部違う。

・焼豚・玉ネギ・ソース薄
・玉子・豚肉・玉ネギ、ソース薄
・ハム・ナルト・長ネギ・ソースしっかり

3軒の具と特徴を書いたけど、全軒共通項がひとつもない! 紅生姜だけは共通だけど。

となるとソース焼飯のスタンダートがわからなくなってきた。

そんな中『食堂七彩』のツイッターで興味深いコメントを発見。
ソースチャーハンの写真とともに
“幻にならないように。僕たちが繋ぎ止めています!”
ってことは七彩の味が、伝統的なソース焼飯の味なのか?

ツイッターの真意を聞いてみると“高齢のため店を閉めた仲御徒町『来集軒』の絶品だったソースチャーハンを基準に作っている”とのこと。さらに“東京のソース文化を象徴する『失われつつある東京下町の味』として伝えたい”という。

なるほど。でも関西の人もお好み焼きとかソース好きだし。あ、お祭りの屋台なんて、日本全国、焼きそば・お好み・たこ焼きとほぼソース味じゃん!

そう。日本の庶民の味って実はソースなんじゃないか? その味に日本の食の王道ゴハンを混ぜる……これはまさしく日本人のドストライク味覚!!

ただ現在は、その完成形を求めて模索し発展途中の、未だ萌芽の段階なのではないか?

ソース焼飯。それは絶滅危惧食どころか、いつか隆盛を誇る、明日のスター料理だ!!

撮影・文/カーツさとう
※店のデータは、2019年10月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
このグルメ記事のライター
関連記事
丼の中にあったかいスープ、上には野菜がどっさり。それをどけて持ち上げた麺からは湯気がふわ~っ。ハフハフしながら食べるタンメンは、どこか昭和を感じさせます。そんなノスタルジックな気持ちにさせてくれる5杯をお届けします。
横浜といえば、焼売。多くの店で食べられます。崎陽軒をはじめ、お土産としても名高いです。そんなハマの焼売がいつから愛されてきたのか。そのルーツをもとめて“シウマイ”の店を巡りました。
新幹線が止まるターミナル駅ながら、駅ビルにビックカメラや高島屋があるなど、実は生活に密着し、機能的な新横浜。そこで、横浜土産といえば、やっぱりコレ! なテイクアウトできる全焼売を食べ比べてみた。
飯田橋の四川料理店「芊品香 別館」のグルメ取材記事とおすすめメニューの写真のページ。餃子は皮を極限まで薄くするなど、試行錯誤を重ねて現在の味にたどり着いた、店主渾身の餃子。三元豚の挽肉をオイスターソースや胡椒などの調味料で旨みを引き出し、ジューシーに仕上げた餡が絶品だ。[住所]東京都千代田区富士見1-7-6
「中華街のエビ・カニ大調査」特集掲載店、「新錦江」は四川と広東の家庭料理が楽しめる。約115種類のメニューが揃うなか、エビのイチオシは「殻つき海老唐揚げ」。[アクセス]元町・中華街駅2番出口から徒歩7分、石川町駅北口から徒歩5分 ※ランチタイム有
最新記事
チャーハンを頬張る学生の横で餃子とビールを楽しむサラリーマン。大井町で長年愛される中華料理店の変わらぬ日常。
日本勢の金メダルラッシュに沸く東京五輪もいよいよ終盤を迎えます。アスリートの活躍を支える選手村食堂は、各国の選手がSNSに「食事がおいしい」とたびたびアップするなど好評です。前回1964年東京五輪の選手村食堂で料理長を務めたのは村上信夫氏と入江茂忠氏。この伝説の料理人2人がそれぞれ総料理長だった帝国ホテルとホテルニューグランドでは、世界のアスリートを魅了した当時のメニューが復刻され、話題を集めています。
オープンキッチンの小粋なフレンチバール。サラダやマリネのタパスから、パテやテリーヌの前菜、コンフィやローストのメインまで、正統派フレンチが楽しめる。
みなさん、トマトはお好きですか? 西洋では「トマトが赤くなれば医者が青くなる」なんてことわざがあるくらい、味も栄養価も魅力的なお野菜。今の時期、特に美味しいトマトについて、農家さん&イタリアンのシェフと語り合いました!
昭和22年創業の餅菓子店の店内でいただけるのは、抹茶が主役のかき氷だ。メニューは抹茶のグレードにより普通・特選・極上に分かれ、氷は山梨県の天然氷・蔵元八義を使用。
get_app
ダウンロードする
キャンセル