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「中国の武夷山で初めて岩茶を飲んだ後、体がふわっと浮いたような感覚を味わったの。あの衝撃は忘れられない」と話すのは、「岩茶房」の店主で作家の佐野典代さん。茶師・劉宝順さんの誠意に惚れ込んで取り引きを始めた岩茶は、2006年に中国の無形文化遺産に認定されたという。

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※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ではありますが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しております。

岩茶房(最寄駅:中目黒駅)

心と体が喜ぶ魔法のような不思議なお茶

まずは、劉さんの代表作「極品肉桂」を味わうと、蜜のような甘みがじんわり広がる。これは、小腸系と血管の改善が期待できるらしい。次にいただいた「白鶏冠」は頭や目の疲れにいいという。高貴な香りにうっとりして、「なんだか気持ちがいいです」と感想を伝えると、「岩茶には茶酔という言葉があって、お茶で酔ったような気分になるんですよ」と佐野さん。種類によって、体を温めたり、胃腸の働きを後押しするといった働きも。さらに、佐野さん曰く、「例えば、お肉を食べ過ぎたときに、そろそろやめたほうがいいって体が発する警告に気づけるようになるの」。 岩茶は、太古の岩のミネラルが凝縮しているといわれる。自分の体の声に気づけたら、不調になることもない。心酔させる味わいもまた然り、人生で一度は味わう価値がある。

岩茶の四大銘茶のひとつ「白鶏冠」3000円。お湯を足しながら、7~8杯をじっくり楽しめる

左が「白鶏冠」、右が「極品肉桂」2500円


「大紅袍」のほか、四大岩茶など全15種類。5g560円~

岩茶房の店舗情報

[住所]東京都目黒区上目黒3-15-5 1階 [TEL]03-3714-7425 [営業時間]12時~17時(16時半LO)※ランチタイム有 [休日]日・月・祝 [交通アクセス]東急東横線中目黒駅正面改札口より徒歩5分

電話番号 03-3714-7425

撮影/瀧澤晃一 取材/井島加恵

2020年9月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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