日本各地に数多ある「ご当地ラーメン」。風土に合わせて作られたラーメンは、その土地で食べてこその感動が得られます。今回は、福島・白河から茨城・栃木を巡って実食。全国に轟く人気店や街場の名店で食べてきました。味はもちろん、人情に触れてよりおいしくなる。首都圏で食べるのとは違う魅力がそこにあります。まだ見ぬラーメン旅へ、いざ出発です。
【福島県】白河ラーメン
もちっとした幅広ちぢれ麺が最大の特徴だが、独自で打つ店もある。ピロピロしつつスープとよく絡む。鶏ガラベースで澄んだ醤油スープが定番。メンマやナルト、ほうれん草などがのる。
熟練の手打ち麺がキレのある醤油のスープを持ち上げる『火風鼎(かふうてい)』@白河市
熱々のスープを啜ると醤油のキレを感じさせながら、鶏ガラとゲンコツをベースにしたきれいなコクと深みがある。
手打チャーシューメン1023円
さらに特徴的なのが「やわからず、かたからず。いじめ過ぎずに打つ」という自家製の手打ち麺。わりと細麺で、麺肌に多少の凹凸がある独特な舌触りともっちりした歯応え。これがスープを心地よく持ち上げる。
炭火で炙ったチャーシューやつるりんとしたワンタンの完成度も抜群。この道46年になるこだわりが詰まった一杯だ。
店主:小白井邦夫さん「ラーメンは今もだいたい毎日食べています」
[店名]『火風鼎(かふうてい)』
[住所]福島県白河市鬼越44-16
[電話]0248-22-8314
[営業時間]11時~15時
[休日]火(臨時休業あり)
[交通]JR東北新幹線ほか新白河駅から車で約5分
鶏ガラスープに熟成ピロピロ麺の旨さがたまらん!『手打中華やたべ』@白河市
丸鶏やガラで取ったスープはほどよく脂が浮きながら、キリッと醤油が立った中に、豊かな旨みとコクを感じさせる。そして白河らしいピロピロの平打ちちぢれ麺がたまらない。
手打中華850円
1日寝かされた麺は小麦の甘みや香りも感じさせ、口溶けよくのど越しよく、スープをよく拾う。噛むほどに旨みのあるチャーシューにナルトにメンマ。どこか懐かしさも感じるあったかい味。
「やたべ系」とも称される大本ながら、気取りのないご主人の人柄もよく、サービスの鶏ガラがまた旨い。
[店名]『手打中華やたべ』
[住所]福島県白河市旗宿広表74-1
[電話]0248-32-2007
[営業時間]11時~18時
[休日]木・第3金(祝の場合は営業、翌休)
[交通]JR東北新幹線ほか新白河駅から車で約20分




























