酷暑続きの夏の日々。いよいよ残暑厳しい折ですが、みなさん、夜はちゃんと寝られていますか?いや、夏の夜だけではありません。最近、自分の睡眠って、どうですか?お悩みは?ここでは、昨今よく聞く“質のいい睡眠”を紐解きながらよりよい眠りへと導くべく、いろいろ研究。今宵の「ぐっすり」の一助になりましたら……。
快眠のためのホテルで寝れば気分もスッキリ
あぁ~気持ちのいいホテルで眠りたいなぁ。なんて考えたことはないですか?休みで家にいても、ちまちまとやることがあって落ち着かない。いっそ旅に出ればそんな雑事から切り離されてぐっすり眠れるはず。そう思っていたら、なんと今年のトレンドワードは「スリープツーリズム」なのだそうだ。
これはホテルが提供する快眠のためのサービスのこと。実際に海外のリゾートや高級ホテルでも眠るためのスイートルームができたり、宿泊プランが組まれたりと話題に事欠かない。これは海外に限ったことではなく、日本でも始まっている。
例えば『レムプラス神戸三宮』を始め、東京、大阪、鹿児島で展開するレムブランドは“眠りをデザインするホテル”を掲げている。オリジナルベッドマットレスやレインシャワーを備え、全室にマッサージチェアを置くなどまさに快眠に特化しているのだ。
また奄美のウェルネスリゾート『ザ・シーン』は、オーシャンビューの客室に天然温泉、朝ヨガなどのウェルネス体験で快眠を誘う。大自然の中で脳をリフレッシュさせ、身体を目覚めさせれば睡眠サイクルも良好になりそうだ。旅に出て眠る。これってもしかしたら一番手っ取り早い睡眠改善法かもしれない。
『阪急阪神第一ホテルグループ レムプラス神戸三宮』
レムブランドのホテルはロビーやエレベーターホールなどの空間も五感から「よい眠り」へと導くように設計されている。客室ではなく「寝室」をイメージした部屋は、ベッドからシャワーまで快眠を誘う様々な仕掛けが
[住所]兵庫県神戸市中央区加納町4-2-1
[電話]078-571-0606
[HP]https://www.hankyu-hotel.com/hotel/remm/kobe-sannomiya
『The Scene amami spa&resort』
自然の力で心・体・脳を浄化する「ネイチャークレンズ」がコンセプト。美しい海を眺めるホテルステイでは、瞑想やヨガ、シュノーケリング、リラクゼーションなど、五感を研ぎ澄ますウェルネスプログラムが用意されている
[住所]鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈970
[電話]0997-72-0111
[HP]https://hotelthescene.com/
取材/岡本ジュン
※2023年9月号発売時点の情報です。
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