ノーワイン、ノーライフ!東日本橋~馬喰(ばくろ)町という、東京都内の歴史ある問屋街の界隈でワインの店が見つかるかドキドキしましたが、杞憂でした。ワイン好きはどこにでもいるのだとひと安心!今夜も飲むぞー。
ワインだけのつもりが気付けばちゃんぽん
おいしいワインを求めて、まず訪れたのは『音とにおい』。店がなさそうなエリアに黄色の看板を見つけて飛び込んだダイニングバーですが、これが大当たり!
1杯目はスパークリングワイン(グラス600円)。すっきりしたスペイン産のカヴァで、夏の日のような汗ばむ陽気にぴったりです。
お料理上手なマスターが作る「だし巻き玉子」(500円)などをつまみに、2杯目の白ワインを注文。こちらもスペイン産のハウスワインでゴクゴク飲める軽やか系。
マスカルポーネときざみ玉葱のディップ 500円、グラスワイン 各600円
ペースが早いかなと思ったら、隣に座る編集の武内は、ビールと角ハイですでに4杯目に突入していた。え!飛ばしすぎじゃない?このあと、私も調子にのってウイスキーをロックでちびちび飲みながら、1軒目が終了。
2軒目はひとりで東日本橋の『Libre』。実はこの界隈、自然派ワインのお店が多いらしく、ここもそのうちのひとつ。本誌2024年8月号で同エリアを担当したライター・本郷さんから教えてもらっただけに、入った瞬間からわかる、いい店オーラがさく裂!
なんといっても100種類以上というストックがすごい。そして常に15種類ほどをグラスで飲めるのが、さらによい!
ドイツのリースリングの泡「メルスハイマー ルーラル」(グラス1100円)はアロマティックな香りがステキ。緑の香りが豊かな「タコと長芋 大葉のジェノヴェーゼ」(800円)との相性も抜群でした。
3軒目はどうしよう……。歩いて(迷って)たどり着いたのは『バル カミヤ』。ここは日本酒バルですが、ワインも飲めるのです!店内が満席だったので、外のテーブル席へ。風に吹かれながら飲むお酒も最高ですね。
ワインはナパ・ヴァレーのシャルドネ、日本酒は長野県市野屋の「RYUSUISEN」をササッと飲み、ワイン(ときどき違うお酒)ホッピング完了!探せば、まだまだありそうな気配。ぜひ、皆さまもお楽しみください。