全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・千駄木のうなぎ店『鰻と地酒 稲毛屋』です。
呑兵衛垂涎! “うな前”の理想郷
蕎麦屋で言うところの蕎麦前ならぬ“うな前”に比重を置いた、呑兵衛シフトを取っているところが当店の妙味だ。うな重以外のうなぎ料理はもちろん、地鶏の焼鳥も滅法旨いし(ハラミもおすすめ)、酒泥棒と呼びたいくらいの珍味の類も大充実。
紅白焼 2700円、にこごり 730円、うざく 1800円
なんと言っても地酒を選りすぐって揃えている点がステキすぎる。予約は必須。うなぎは売り切れ必至なので、予約時に注文しておこう。
私は、おつまみ用に関西風の白焼き&蒲焼きの紅白焼、小骨、レバ(うなぎの)といった串焼き、〆のためにひつまぶしを押さえておく。
酒はフレッシュな薄にごりから始め、濃醇タイプの燗へ。〆の頃合いには、関東風うなぎの皮目のようにトロンと酔っている。
店主の當間光浩さん「自分の舌で選んだ旬な日本酒を常時40種ほどご用意しています」
千駄木『鰻と地酒 稲毛屋』
[住所]東京都文京区千駄木3-49-4
[電話]03-3822-3495
[営業時間]11時半〜14時(13時LO)、17時〜21時半(20時半LO)※土・日・祝は〜21時(20時LO)
[休日]水・木
[交通]地下鉄千代田線千駄木駅2番出口から徒歩6分
▶おとなの週末2024年11月号は「秋の神楽坂」
撮影/小島昇、取材/渡辺高
※2024年8月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「うなぎ業界の風雲児『鰻の成瀬』の東京3店でうなぎ呑み!各店に違いはあるのか」では、覆面調査隊が2年経たずに店舗数200超えしたうなぎ業界の風雲児『鰻の成瀬』の各店に違いがあるのかを実食レポートしています。