みなさんのスナックの印象はどんなものだろうか? ママがいて、カウンターがあって、カラオケ歌ってお客さん同士でも会話が楽しめる小ぶりなお店。そんなところだろうか? オンラインでスナックを応援する「スナック横丁」が「ウィラーエクスプレス」と協業して、期間限定でスナックバスを走らせている。2階建てのレストランバスの中がスナックになっているという、この注目のツアーを体験してきたのでご紹介しよう!!
18時過ぎの丸ビルの前で待つ2階建てレストランバス
「オンラインスナック横丁」は、コロナ禍で大きな打撃を受けたスナックを支援するため、2020年5月スタートしたサービスで、現在では国内最大級のオンラインプラットフォームへと成長。
そのスナック横丁が、訪日外国人旅行客に向けたナイトカルチャーコンテンツ拡充に向け、ウィラーエクスプレスと協業し、新感覚のスナック体験「【東京の夜を満喫】スナックバス」を3日限定で運行する。すでに2回が終了し、2024年10月29日(火)に開催される3回目を残すのみとなっている。
その内容は、2階建てバスの高さ約3mの目線から東京都内の夜景を楽しみつつ、日本独特の飲み文化であるスナックを同時に味わうことができるというもので、バスにはママさんも同乗するので、盛り上がること間違いなしなのだ!!
バスにスナックママが登場、スナックカラオケまで!
ウィラーのレストランバスは、1階にキッチンがあり温かい食事から冷たいデザートまで様々な食事が楽しめるというものだ。そして客席はすべて2階にあり、素晴らしい景色を楽しめるだけでなく、開閉するガラスルーフを備えているので、開放感は抜群なのだ。
取材当日、スナックバスは18時半に東京駅丸ビル前を出発。我々を迎えてくれたのは、スナック横丁の専属ママ、杉本奈々さん。参加者の自己紹介からツアーがスタートした。
スナックならではのコミュニケーションがバスの中に再現され、車内はどんどん盛り上がっていく!! ママからはフリップに描かれたクイズが出題される。例えば「全国にスナックは何件ありますか?」といった出題に、みなそれぞれ自分の考えを発表しあう。
フリップには英語表記があり、世代や国籍を超えて盛り上がれるような工夫が施されている。安全のため全員シートベルトを着用しているため動きが制限されているのだが、それでもうまくママがマイクを活用してリードしてくれる。
ルートには東京タワー下の走行があり、全開にしたルーフからライトアップされた全景を楽しむことができる。そしてスナックバスは高速道に乗ってレインボーブリッジを渡っていく。
車内ではみんなが知っているような、名曲のカラオケがスタート。残念ながら歌詞が出るようなスクリーンがないため、用意された歌詞を読むしかないのだが、なじみの曲だけに見なくても歌えてしまったりする。
スナックバスに使用しているレストランバスは、なんといっても料理が絶品。このツアーでは一口サイズの鴨肉や海老といったおいしいおつまみが4品つき、さらにはビールやハイボール、ワインなどのドリンクが2杯楽しめる。美しい風景と楽しい車内イベントが盛り上がること間違いなしなのだ。