全国には数多くの難読駅名が存在します。本コーナーでは、読み間違いが多い難読駅名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。
読めば、うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをするなんてこともなし! 難読駅を訪ねたくなること間違いなしです!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】 何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!
難易度:★★★☆☆
■難読漢字、駅名編の正解はこちら
正解:かむろえき
学文路駅は、和歌山県橋本市に位置する南海電鉄高野線の駅で、難読駅名としても知られています。
駅名は、高野詣りの宿場町として栄えた旧学文路村にちなんで名づけられました。
「学文路(かむろ)」という地名は、かつてこの地域に多くの梅の木があり、春先には梅の香りが満ちていたことから「香室(かむろ)」と呼ばれ、それが転じて「学文路」となったという説があります。
「学問(文)の路に通じる」という語呂合わせから、受験生に人気の駅となっていて、受験シーズンには、「ご(5)枚入り 入場券 学文路駅」の頭文字を取って「ご入学」となる5枚セットの入場券が販売され、合格祈願のお守りとして親しまれています。
駅の近くにある、天然温泉施設「ゆの里」内にあるカフェでは、地下1187mから湧き出る35億年前の太古の化石水といわれる温泉水「銀水」と、無菌の地下水「金水」をブレンドしたミネラルウォーター「月のしずく」を使用した料理やドリンクのほか、隣接するパン工房の焼きたてパンを味わうことができます。
ここのパンも、「月のしずく」で発酵させて作られたものです。
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