鮮魚に牛や豚、羊といった肉。広大な土地で育てられる野菜に乳製品。ワインもおいしければ、近年は日本酒も注目されている。そんな「おいしい」が揃う食材の宝庫・北海道グルメが集結した居酒屋を笹塚で発見、その名も『北海道ソウルフード』。ライター肥田木と編集武内が潜入して北海道を丸かじり♪してきました!
わずか14席の居酒屋に北海道名物が揃いぶみ
まずお店のHPを参考に説明しておきますと……本当に価値のある北海道グルメを全国に発信する「北海道未来プロジェクト」の一環として2024年開業、テーマは「北海道のソコヂカラ」だ。道内を走り回って農家や漁師など食のプロから厳選した地元グルメを結集してるんだと。
おぉ、この店こそまさに“毎日が北海道物産展”!
武「メニューをめくれどめくれど、北海道の名物一色ですよ!」
興奮するのも当然。海鮮丼、十勝豚丼、牛トロ丼でしょ、ザンギにジンギスカンにラーメンでしょ、王道からあまり知られていない食材やスイーツまで、店内は物産展をそのままミニ居酒屋にしちゃったみたい。ワクワクするぅ。
まずは北海道限定「サッポロクラシック生ビール」で乾杯だ。特別感も相まってなまら旨ぇ。
ザンギにホタテに浜焼きなど旅気分でご当地グルメを次々注文。これは杯が進むぜぃ。と、酒メニューを再度じっくり見てびっくらこいた。地元限定が多い多い。
いやぁすごいわ、この店。というのも実は北海道フードコーディネーターとしても活躍する地元グルメ誌編集長がプロデュースしてるんだって。なるほど料理も酒も情報力と独自ルートによる品揃えに納得だ。
ここらで「北海道こぼれいくら丼」の超ミニサイズを。これ酒の肴にも最高。
「ならば地酒飲み比べは?肥田木さんに相応しい銘柄を僕が選びます。親玉でしょ、鬼ころしでしょ、ハッハッ」とはしゃぐのは何を隠そう我らが編集次長です(笑)。
そんな武内の器と同じおちょこサイズの丼はとろんと弾けるイクラの旨み。酒を煽った私の目もとろ~ん、酔った。
〆はやっぱり味噌ラーメン。濃厚なスープ&中太麺はコレコレと首がちぎれるほど王道の味だ。
他にも名店「すみれ」で使う味噌を用いて開発した餃子なんてのもあり、今回だけじゃ味わい尽くせない!再訪を誓ったのでした。
笹塚『北海道ソウルフード』
[店名]『北海道ソウルフード』
[住所]東京都渋谷区笹塚2-23-6・1階
[電話]080-5617-9568
[営業時間]12時~14時15分、18時~24時半、日・祝:12時~15時15分、17時~24時
[休日]月は不定休あり
[交通]京王線笹塚駅北口から徒歩5分
■おとなの週末2025年10月号は『学生街の「味」な店』
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年9月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「北海道・新千歳空港で大人気2大グルメ、ラーメンとソフトクリームの店8軒!」では、新千歳空港で大人気のグルメ、ラーメンとソフトクリームの店をレポートしています。