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年のしめくくりに、一年のことを振り返る方も多いであろう12月。そんな年末は、自分へのねぎらいも込めて、ご褒美旅に出かけてみてはいかが。ここでは、光に包まれた世界遺産『姫路城』や地の恵みを生かしたグルメ、海と山に囲まれた絶景サウナを堪能できる兵庫県姫路市の1泊2日の旅のモデルコースをご紹介。壮大な景色や季節限定イベントを楽しみつつ、リフレッシュしてみては。

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日本の歴史公園100選にも選ばれた『姫路公園』へ

姫路市といえば多くの旅人がまず驚くのが、駅の出口を出た瞬間、大手前通りの先に見える姫路城の大パノラマだ。国宝で、「日本三名城」のひとつに数えられる城が、駅と一直線に結ばれた景観はこの地ならでは。

観光客の憩いの場として愛される『姫路公園』

さらに城の眺めを楽しむ為におすすめしたいのが、水と緑に囲まれた『姫路公園』だ。JR「姫路駅」・山陽電車「山陽姫路駅」からは、徒歩約20分で到着する。

レンガ造りの『姫路市立美術館』

「日本の歴史公園100選」に選ばれた公園内には、『姫路市立美術館』や『兵庫県立歴史博物館』、『日本城郭研究センター』もあり、観光にもってこい。豊かな緑を背景に眺める白く華やかな天守は、思わず息を呑むほどの美しさだ。

錦鯉と絵になる『御屋敷の庭』

同じ公園内に内包された場所でぜひ足を運んでみてほしいのが、約1万坪の日本庭園『姫路城西御屋敷跡庭園 好古園(こうこえん)』。1992(平成4)年4月に市制100周年を記念して造園されたこの場所では、姫路藩の藩主となった本多忠政(1575~1631年)が造営した西御屋敷や武家屋敷、通路跡等の遺構が確認されており、文屋敷割や通路の地割を活かした9つの庭園群で構成されている。

庭園の中でも最大規模で、池泉(ちせん)回遊式庭園となっている『御屋敷の庭』は、池と緑のコントラストも美しく、思わず胸高鳴るエリア。本多忠政が側室のために造営し、徳川吉宗が将軍だった時代(1716~45年)の姫路藩主・榊原政岑(まさみね)が江戸の吉原遊郭から身請けした遊女・高尾太夫を住まわせた西御屋敷跡に造られた庭を再現している。

豊かな原始林を借景に、姫路雄滝と大池を鑑賞できる『潮音斎』

中秋の名月を愛でるのに最良の方向に建てられた平屋の『潮音斎』や、江戸時代に栽培された植物を愛でることのできる『苗の庭』、15種類の竹を植栽した『竹の庭』など、エリアによって多様な趣向が凝らされた庭は、飽きることなく鑑賞できる。

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中村友美
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