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おと週スタッフが何度も行ってきた寿司特集。毎回、納得のいくお店を紹介してきましたが、中でもここ!となるとどこなのか……変わらずの美味、雰囲気、安心価格で楽しませてくれる。さらに言えば、掲載後にスタッフが何度も足を運ぶようになった店をご紹介!

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本店から受け継ぐ江戸前の伝統と技を気軽な風情で味わう『すきやばし次郎 日本橋店』@日本橋

寝具や和装小物が並ぶ売り場を抜けると藍色に白で染め抜かれた“鮨”の文字。それをくぐると、職人らしい清々とした風体の大将が笑顔で迎えてくれた。

16歳でこの道に入り、そのほとんどで「すきやばし次郎」の看板を背負ってきた。日本橋高島屋にあるこの店は、いわば暖簾分け。身に染み込んだ本店の技と味を引き継ぎつつも、風情も値段もぐっと庶民的。

「好きなネタを好きな順番でお腹いっぱい食べてもらうのがいちばん」とてらいなく話す、気軽な町場の寿司店とおんなじスタンスなのだ。

そんな彼が握る寿司は色気がある。セクシーって意味じゃない。そこはかとなく艶っぽいのだ。半世紀以上も寿司と向き合い続けた職人だからこそ生み出せる姿なのだろう。

盛合せ5500円

『すきやばし次郎 日本橋店』盛合せ 5500円 真に実力のある豊洲の卸「フジタ水産」から仕入れるマグロにウニや車エビなど選りすぐりの7貫と鉄火巻きがのる

言うまでもなくネタの揃えは大将が豊洲で目利きしてきた上物ばかり。目の前にポンと置かれたそれらを口に含めば、たちまち心が震えてくる。

さらに、ちらしにも江戸前の伝統が息づいていた。ネタの下に忍ばせたかんぴょうや、芝エビで作ったおぼろ、肉厚などんこから滲むコクのある甘みが米酢と塩だけで切るシャリの酸味と混じり合い、それぞれのネタの輪郭を立たせてくれている。

百貨店という意外な場所で出合った寿司に、その醍醐味と奥の深さを改めて教えられた。

『すきやばし次郎 日本橋店』大将 浜田政則さん

大将:浜田政則さん「ちらしは15食限定なので早めにお越しください」

『すきやばし次郎 日本橋店』

[店名]『すきやばし次郎 日本橋店』
[住所]東京都中央区日本橋2-4-1日本橋高島屋7階
[電話]03-3211-4111
[営業時間]11時〜18時(17時半LO)
[休日]施設に準ずる
[交通]地下鉄銀座線ほか日本橋駅直結

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築地のテッペン…それを目指し続ける江戸前の技『鮨聖(すしきよ)』@築地
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