MENU
ログイン
新規登録
カテゴリから絞り込む
すべての記事
本誌紹介
お取り寄せ
まとめ記事
まとメシ オリジナルコンテンツ
居酒屋・ダイニングバー
カフェ・喫茶店・スイーツ
カレー
ステーキ・ハンバーグ
そば・うどん
アジア・エスニック料理
中華料理
テイクアウト・手土産
バル・バー
焼肉・ホルモン・鉄板焼き
ラーメン・つけ麺
弁当
和食
コラム
覆面取材で見つけた間違いない店だけを掲載しているグルメ専門誌『おとなの週末』
名古屋エリア限定グルメ情報(1) 「ひつまぶし」から垣間見える職人たちの葛藤

名古屋エリア限定グルメ情報(1) 「ひつまぶし」から垣間見える職人たちの葛藤

この連載では、名古屋めしをはじめ、実際に食べてみて本当に美味しかったものや、名古屋のグルメ事情について、好き勝手に書き綴ろうと思っている。  記念すべき第一回目は、この時季に食べたくなる「ひつまぶし」。今や名古屋エリアのほとんどの鰻屋で食べられるが……。

「ひつまぶし」から垣間見える職人たちの葛藤/名古屋エリア限定グルメ情報(1)

 皆さんは、名古屋に対してどのようなイメージをお持ちだろうか? 日本の三大都市の一つとはいえ、大阪と比べれば田舎であることは火を見るよりも明らかだ。都会にしては中途半端なところがツッコミやすいのか、ネット上では散々disられまくっている。
 名古屋バッシングは、今はじまったわけではなく、ひと昔前はもっとヒドかった。名古屋の食文化は、“ゲテモノ食い”と評され、名古屋人は、「名古屋名物自虐史観」に陥っていたのである。
 風向きが変わったのは、21世紀を迎えたころ。2005年の愛知万博を目前にメディアはこぞって味噌かつや手羽先、ひつまぶしなどを紹介したのだ。おかげで名古屋人は、すっかり自信を取り戻し、胸を張って名物を自慢できるようになった。さらには「名古屋めし」という言葉も生まれた。今や名古屋駅の地下街は、「名古屋めし地下街」と化し、観光のキラーコンテンツとなっている。
 この連載では、名古屋めしをはじめ、実際に食べてみて本当に美味しかったものや、名古屋のグルメ事情について、好き勝手に書き綴ろうと思っている。

 記念すべき第1回目は、この時季に食べたくなる「ひつまぶし」。今や名古屋エリアのほとんどの鰻屋で食べられるが、それは名古屋めしが全国的に注目を集めた2005年の愛知万博前後のこと。私が子供のころには、鰻屋で見たことがなかったのだ。ひつまぶしの発祥は、熱田区の『あつた蓬莱軒』は明治時代、中区錦3丁目の『いば昇』は大正時代としている。薬味やだし汁を用いるようになったのは戦後とか。ひつまぶしそのものは、昔から存在していたのに、広がらなかったのはなぜだろうか?

 見ての通り、ひつまぶしは鰻の蒲焼きを細かく刻んである。せっかく丹精込めて焼き上げた鰻を刻んでしまうことに、職人として葛藤があったのではないかと私は推測する。しかし、メディアで他店が紹介されるのを見て、ひつまぶしを出すようになったのだろう。
 名古屋めしのなかには、古くからの習慣や伝統に縛られていないものが多い。だからこそ、「邪道だ!」とバッシングされるのだろう。私は逆にそこが名古屋めしの魅力だと思っている。

永谷正樹(ながや・まさき)
1969年生まれのアラフィフライター兼カメラマン。名古屋めしをこよなく愛し、『おとなの週末』をはじめとする全国誌に発信。名古屋めしの専門家としてテレビ出演や講演会もこなす。

このグルメ記事のライター
永谷正樹@まとメシ

名古屋メシの専門家として、実際に食べてみて本当に美味しかったものや、名古屋のグルメ事情について、好き勝手に書き綴る。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
関連記事
名古屋市東区東桜にある料亭『神楽家』。 昭和初期の建物をリノベーションした、都心とは思えない落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しめる。 この神楽家も、GW前から店の前で「ドライブ&ウォーク・スルー」というスタイルでランチボックスを販売。早くもリピーターが続出しているという。
「ひつまぶし」の激戦区、名古屋駅前にオープンした『ひつまぶし う家』は、通常の1.6倍の大サイズの鰻を使った「大ひつまぶし」が名物。 今年2月末以降、新型コロナウイルスの感染が拡大しつつある中で『ひつまぶし う家』はテイクアウトメニューに力を入れてきた。 そして、系列店で同じ建物内にある『札幌 かに家』のテイクアウトも、かにを存分に堪能できるものばかりなのだ。
安くて、旨くて、ボリューム満点の三拍子揃った愛知県の、喫茶店のモーニング。その発祥の地とされる尾張地方西部の街、一宮市にある人気店『カフェ メールネージュ』は、テイクアウトモーニングに力を入れている。そして、新型コロナウィルスの広がりを防止する動きのなかで、その需要はより高くなった……。
名古屋市昭和区にある『炭焼 うな富士』。地元では知らない人はいないうなぎの名店である。 全30席の店内は常に満席で、平日でも店の前に行列ができるほどの人気ぶり。 そんな『うな富士』が今年4月、新型コロナウイルスの影響もあり、出前とテイクアウト、そしてついに通販も開始した。
名古屋めしが食べられる居酒屋が数多く建ち並ぶ名古屋駅周辺で、専門店にも負けないと評判なのが、『名駅宴処 花かるた』だ。 緊急事態宣言の発令を受けて、現在は月~金曜日のランチ営業(11時~14時L.O.)のみ営業(土、日、祝日は臨時休業)しているほか、14時半(L.O.)まで店の入り口でテイクアウトメニューの販売を行っている……。
雰囲気やサービスはビストロのように気取らず、それでいて料理は手間を惜しまず丁寧にソースを作りあげ、季節の食材の美味しさを存分に引き出している。パリの星付きレストランでも修業した中井シェフの赤ワイン煮は、ピュアでクリアなソースが特長的。
まずその店名に目を奪われる。“おっさん”こと店主の長岡作茂さんは、西麻布の人気鉄板焼き店で店主を務めた後、この店を開店。
焼酎とワインは一切無しの日本酒に的を絞った居酒屋だ。爽酒、薫酒、醇酒、熟成酒とタイプ別に揃えた銘柄が約40種。
ステイホーム期間中に限らず、おっさん女子的に、三鷹周辺は“おにぎりの街”だと思っています。おにぎりといえば、テイクアウトグルメの王道。 私が白飯至上主義なのもありますが、いい機会なので、三鷹のおにぎりの店を皆さんに覚えてほしいです……。
名古屋市東区東桜にある料亭『神楽家』。 昭和初期の建物をリノベーションした、都心とは思えない落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しめる。 この神楽家も、GW前から店の前で「ドライブ&ウォーク・スルー」というスタイルでランチボックスを販売。早くもリピーターが続出しているという。

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt