【閉店】日本酒通が集まる新宿の名店「酒処吉本」(和食/新宿)

「酒処吉本」は新宿で創業して45年。先代のころから獺祭の蔵元とは20年以上の付き合いがある。この店で常に欠かさないのが「磨き三割九分」だ。酒処吉本[交]JR線ほか新宿駅西口から徒歩3分

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【閉店】酒処吉本(最寄駅:新宿駅)

酒の味わいを知り尽くしている2代目で唎酒師の大原慶剛さんが、「程よい酸味できれい過ぎない柔らかい味が和の食材に合う」と、数ある種類から定番に選んだ。「フグのような繊細な味にも、味のしっかりした〆サバにも合うバランスのいい酒」と、大原さんは言う。 酒の友は旬の魚料理や珍味などが中心。各地の珍味は17種類と豊富に揃う。先代から受け継ぐ「塩イカ胡瓜もみ」(830円)は、長野の保存食であるイカの塩漬けを塩出しし、キュウリやミョウガと合わせたサラダ感覚の肴。さっぱりとした口当たりで、傾ける杯が止まらない。

珍味三点盛り

960円

塩イカ胡瓜もみ

830円

珍味は「鯛酒盗」や「ままかり酢漬」など。「塩イカ胡瓜もみ」は塩出ししたイカを野菜と和えた定番のつまみ。弾力のあるイカとシャキッとしたキュウリの食感が絶妙だ。「磨き三割九分」は1070円

〆鯖

1550円

豊後水道のサバ。リンゴ酢などを入れた秘伝の酢で〆た風味豊かな味わい

鱧皮

830円

炙ったハモの皮を細切りにして自家製の酢で味付け 

酒処吉本

東京都新宿区西新宿1-13-3 西新ビル 3階 03-3348-9658 [営]17時~23時(22時半LO) [休]日・祝 [席]カウンター9席、テーブル4席×2卓、座敷32席、計49席/禁煙席なし/カード可/予約可/サなし、お通し830円別 [交]JR線ほか新宿駅西口から徒歩3分

電話番号 03-3348-9658

2015年9月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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