[錦見鋳造] 魔法のフライパン
魔法のような鋳造技術で “男の料理”をおいしくする!
すき焼き鍋やダッチオーブンなどに使われる鉄鋳物。従来のものは厚みが4〜5mmもあり、分厚くて重く、普段の料理では扱いづらい素材だった。ところがこの魔法のフライパンは、鉄鋳物でありながら厚みはわずか1.5mmなのだ! 三重県の錦見鋳造は、小さな機械部品なども手がけ、高度な鋳造技術をもつ鋳造メーカー。開発には10年の歳月をかけ、同社がもつ精密な鋳造技術を駆使し、強度や特性を損ねることなく、従来の1/3の厚みにすることに成功。女性でも片手で扱えるフライパンを完成させた。 料理がおいしくなる理由は、鋳鉄の熱伝導率の良さで、同じ条件下でテストすると、ステンレス製フライパンと比べ倍以上も熱伝導率が高い。さらに、食材を入れても温度が下がりにくく、加えて鉄鋳物に含まれる炭素には遠赤外線効果もあり、熱が食材の内部にまで伝わりやすい。たとえば、野菜炒めならシャキシャキの食感のまま仕上がり、肉や魚料理なら旨みを逃がさずおいしさをギュッと閉じ込め、ジューシーな仕上がりになるわけだ。
魔法のフライパン[26cm]¥10,000(税別) 錦見鋳造株式会社 ☎0120-893-114
櫻井克彦(さくらいかつひこ) オーディオ専門誌やグッズ雑誌などで活躍する大人ライター。とくに家電に対する情報に強く、(決して得意ではないが…)料理の腕もそこそこ?。
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