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まずは東新宿の『峰屋』

パンと具とソース 三位一体の完璧な味

写真:峰屋バーガー 406円

店は駅から徒歩10分以上離れた商店街の一角にあり、見た目も普通の“町のパン屋さん”だが、実は都内のグルメバーガー専門店にバンズを卸している、知る人ぞ知る名店だ。
その数120軒以上。店の代名詞である酒種酵母パンをベースに、一軒ごとに細かくレシピが違う、いわばオーダーメイドが特徴だ。
「バンズで大事なのは主張しすぎないこと。あくまでもパティを引き立てる女房役だから、食べた時に味のバランスがとれるよう気をつけています」(2代目の高橋健太さん)
 味を確かめる意味もあり、同店では専門店に出すバンズを日替わりで使用。ただし挟む具はハンバーグとコロッケの2種類のみ。いずれも以前に同店の場所にあった肉屋の名物のレシピを譲り受け、手作りしているもの。だからどこか懐かしい、ほっとする味に仕上がっている。

バンズを提供しているハンバーガー専門店は120軒以上。プロ御用達のバンズに挟むのはハンバーグとコロッケの2種類。共にこの場所にあった肉屋の名物で、レシピを教わり手作りしている。手作りのパン 峰屋 (ミネヤ)[交]都営大江戸線 若松河田駅から徒歩8分

北千住の『ふらんすや』も商店街の庶民的なパン屋。

写真:旨!!コロッケバーガー 226円

バーガーの具も、コロッケや豆腐ハンバーグなどお惣菜なものが多い。バンズもソフトなロールパン系かと思いきや、予想外に歯応えがしっかりしたバゲット系。
これなら冷めても食感が損なわれにくい。持ち帰るのが基本のパン屋ならではの工夫といえようか。

北千住駅前にある庶民的な商店街のパン屋「ふらんすや」。都内の有名店を経て10年前にこの場所に店を構えた店主・三柴重夫さんは、「場所柄、あまり気取ったのはダメ。おかずになるようなパンが喜ばれる」という。[交]JR常磐線ほか北千住駅より徒歩5分

成城の『キリーズ・フレッシュ』というベーカリーは、店名にある通り“つくりたて”がコンセプト。

写真:Kiriy’sバーガー 900円

焼きたてを食べてもらいたいと、2階にカフェをオープンした。
ハンバーガーは4種類。バンズはカフェだけのために毎朝焼く特製品。カリッとした食感を出すため“ダッチ”という生地を表面に重ねるなど、細かい技が光る。

バンズは素朴な風味の生地に、リッチ感を出すため、バターなどの油脂を配合。表面に、焼き上がるとひび割れする「ダッチ生地」を重ねることで、食べた時のパリパリ感を演出している。そんなこだわりのバンズで挟むパティもまた、牛肉100%の挽き肉に、炒めて甘みを出した玉ねぎを手ごねして作る本格派だ。

いずれも、旨くて安く気軽に買えるのが醍醐味。ハンバーガーの一ジャンルとして、パン屋のバーガー、オススメです。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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admin-gurume
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