パスタなんて小洒落た呼び方、いつから始まったんだ。男は黙ってスパゲッティだろ! という気概を持って(?)男一匹、ライター(池)がパンチ系スパをがっつり食べある記ます!
画像ギャラリー懐かしの和風スパと再会 スパゲッティ愛覚醒す
かつて高校の美術教師が言っていた。「イタリア人ていうのは、ちょっと想像できないくらいの量のスパゲッティをもりもり食べるんですよ」。
ほー、そうか。真偽を確かめる術はなかったが、以来、スパゲッティはがっつり食べる、と決めたオレである。パスタじゃなくてスパゲッティ。
というわけで、スパゲッティの旅。まずは代々木八幡の『ハシヤ本店』にて「タラコとイカとウニのスパゲッティ」(豪華!)を頼む。
くー、懐かしい。茹でたて、やや太めのスパゲッティがバターやタラコ、ウニ、イカと和えられている。むちむちした食感、絶妙な相性と絡まり具合。
まだミートソースとナポリタンくらいしか知らなかった学生時分、登場に驚いた〝和風スパゲッティ〟の王道だ。マネをしたくて木のボウル買ったなあ。
大人の男(昭和)の味方は「ロメスパ」である!
お次は「ロメスパ」の元祖、『ジャポネ』である。
ちなみにロメスパのロメは「路傍の麺」の略で路麺、スパはスパゲッティ。
素早く提供すべく、極太の麺をあらかじめ茹で置き、具とともに炒めて調理する。概ねデカ盛りというのも特徴だ。
注文は「ジャリコ」のジャンボ。
熱々から香る炒め醤油風味に、紫蘇の香りやトマトの酸味が◎。うどんのようなツルンとした食感もいいし、具沢山で食べ飽きない。これ、クセになるなあ。
そういえばカフェ系スープスパも懐かしいと思い出し、『ホームズパスタ』へ。
小洒落たカフェでボンゴレロッソやペスカトーレを、スプーン片手にクルクルやるのにハマったことも確かにあった。
注文した「絶望」はトマトクリーム系、チーズもとろりとしたスープが今にも溢れんばかり。ピリ辛にガーリック、きのこと細かな黒オリーブがいい仕事。
うーん、スープの最後の一滴までごちそうさま。
仕上げは、ロメスパ進化形とも称される『カルボ』で「カルボ中+塩豚セット(塩豚・味玉・焼きマヨ)」。
ドーンと熱々で登場のカルボ(ナーラ)はお約束の太めのもちもち麺で、ほどよくカリッと香ばしい。パンチェッタならぬ塩豚はどでかく柔らかく、味玉も旨!
なんかラーメンライクなのもいい。スパゲッティはやはり大盛りに限る!
今回の記事の店舗情報
ハシヤ スパゲッティ 代々木八幡本店(最寄駅:代々木八幡駅)
これぞ定番! 王道スパ。[交]代々木八幡駅すぐ ※ランチタイム有
スパゲッティー&カレーライス ジャポネ
IVO ホームズパスタ 新宿店(最寄駅:新宿三丁目駅)
うれし恥ずかし! 懐かしのスープスパ ※ランチタイム有 [交]東京メトロ丸の内線新宿三丁目駅から徒歩3分、山手線新宿駅東口から徒歩7分
スパゲッティストア カルボ(最寄駅:浅草駅)
進化するロメスパ![交]つくばエクスプレス 浅草駅 徒歩7分 ※ランチタイム有
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