積善館の魅力は建築美と泉質。本館、山荘、佳松亭の3つの建物からなり、最も古い本館は元禄4年建築。
積善館(最寄駅:中之条駅)
文化財に登録された現存する最古の湯宿は、建築に詳しくなくても見応え十分だ。 歴史的価値の高いこの本館は1泊2食7000円台〜。ただし湯治風の滞在が基本、食事はお弁当形式。そこで今回は宿が提案するプランを利用して料理をグレードアップし、会席料理を味わう滞在をおすすめする。 料理のテーマは「湯食同源」。野菜やヘルシー素材をたっぷり使い、朝食では“入って効き、飲んで効く”と言われる源泉で炊いた、ほんのり塩味が効いた「飲泉大根粥」も味わえる。 大正ロマネスク様式の「元禄の湯」のほか、5カ所の風呂が利用できるが、すべての湯船に川底から湧く自家源泉が注がれている。体の内から外から、温泉のパワーを実感できるはずだ。
1泊2食
12500円~(宿のプラン利用)
積善館
電話番号 0279-64-2101
2016年12月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。