レモンサワーが多彩な進化を遂げている!お酒にこだわる進化したうまさが楽しめる東京のお店!

レモンサワーといえば、かつては甲類焼酎で割るものと相場が決まっていたが、近頃はその枠がはるかに広がって、多彩な進化を遂げている。お酒にこだわる進化したうまさが楽しめる東京のお店!

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個性豊かなレモンサワーを出す店が続々登場。ここでは、”こんな味があったの!?”と感激間違いなしの1杯をご紹介!

酒肆一村のレモンサワー [門前仲町]

5種類のレモンサワーで味覚の遊びを愉しむ
「酒亭 沿ぞろめ露目」の大野さんが2店目に出したこの店は、レモンサワーが看板酒。“名代”と名のつく基本形に、塩・甘・辛・苦の5種類が揃い、それぞれに味の緻密な計算がなされている。搾りたてのレモン果汁を共通として、ふたつのジンを使い分け、酒粕塩や柚子胡椒ソース、薬草リキュールといったフレーバーをプラス。最後に注ぐ炭酸とレモンピールによって、ひと口目の爽快さを演出しながらも、飲み進めれば次第に味が濃くなっていくという巧みな仕掛けが潜む。なぜ5種もの味を作ったのかを伺うと、「“どんな味かな?”と集中しながら飲むのって面白いじゃないですか。それはお酒の遊びのひとつだと思うんです」と大野さん。レモンサワーのさらなる愉しみがこの店にある。

“甘味”はヘイマンズ・オールド・トム・ジンに粉糖やアンゴスチュラビターズ(薬草酒)を加えた甘やかな風味が、“辛味”は柚子胡椒ソースのぴりっと爽快な辛味が、“苦味”はウンダーベルグ(ドイツの薬草酒)の独特な香りと苦みが口いっぱいに広がる。
左から甘味レモンサワー 864円、辛味レモンサワー 864円、苦味レモンサワー 972円

玉子サンド 756円
「フライのイメージで作った」(大野さん)というだけあって、サクッと香ばしいパンからジュワッと具が溢れ出る食感は、まさにフライのよう。

[酒]ビール生756円 焼酎 648円~ 日本酒 540円~ ノンアイスハイボール756円、主に柑橘を使った季節のサワー(約16~18種、時季による)972円~
[その他のメニュー]深川煮やっこ756円、一村チキン756円、胡麻アジ刺身864円、筍穂梅わさび432円、あさりと天豆クリームコロッケ864円、カツサンド1620円など

お店から一言

5種類の味の違いを愉しんで。
店主 大野尚人さん

[住所]東京都江東区深川2-1-2 深川岡野ビル2階 [TEL]03-5875-9963 [営業時間]18時~翌1時 [休日]日(月は不定休) [席]カウンター12席、テーブル4席×1卓、2席×2卓、計20席/全席禁煙/予約可/カード不可/お通し代648円 [交通アクセス]地下鉄東西線・都営大江戸線門前仲町駅6番出口から徒歩1分

やきとん ひなたのレモンサワー [池袋]

やきとんにベストマッチ!最新焼酎の爽快な味わい
 朝締めの新鮮なモツの炭火焼きをメインに、こだわりの食材を使った多彩なメニューで人気を博す1軒。若い女性が気軽に通える雰囲気も魅力で、進化した“ネオやきとん店”と言えるだろうか。やきとんといえばレモンサワーが定番だが、新しく入れた焼酎『タカラリッチ』で作る味わいが、すこぶる評判だという。レモン風味が引き立たせるこの焼酎は、まさしくレモンサワー向き。同店はいち早く導入し、凍結レモンを添えて、自分好みで作るボトルセットで提供。自慢のやきとんに合わせれば、杯が止まらない魅惑のループに陥るかも!?

宝冷凍レモンサワーセット1382円

パテドカンパーニュ 518円
豚肉やレバーの旨みをぎゅっと凝縮させた自家製パテドカンパーニュなど、洋テイストのツマミも多数用意

[酒]ビール生中594円、生コエドマリハナ(小)626円 焼酎518円~ ワイン410円 日本酒594円~ ホッピー464円、ハイボール378円~、カクテル518円~
[その他のメニュー]やきとん約30種108円~、もつ煮込み410円、ハムチーズカツ410円、季節野菜のバーニャカウダ734円 タン刺518円、三元豚バラと野菜炒め518円など

お店から一言

やきとんとの相性は間違いなし!
店長 三富健徳さん

[住所]東京都豊島区東池袋1-36-5 [TEL]03-5985-8910 [営業時間]17時~24時、土・祝16時~24時、日16時~23時 [休日]無休 [席]カウンター14~19席、テーブル10席×2卓、6席×2卓、4席×6卓、2席×2卓、計74~79席/喫煙可/予約可/カード可/席料108円 [交通アクセス]JRほか池袋駅東口から徒歩3分

N・park|エヌパークのレモンサワー [恵比寿]

豊かなレモン香にうっとり、軽やかで奥深い1杯を堪能
 長年来のレモンサワー好きで、今のようにブームになる以前から、レモンや味のバランスを探求し続けてきた店主の北野さん。6年前に開いたこの店では、全国から選び抜いた愛媛・岩城島産レモンに、ウォッカ、自家製シロップ、炭酸を加え、完成形の「純レモンサワー」をメインに据えた。「香りが重要」というだけあって、こだわりのレモン香を際立たせるために、ドライなウォッカを使用。その味わいは、頭のスイッチを瞬時に切り替えてくれるような、底抜けの爽快さが魅力だ。1日を軽やかに締めたいという時は、断然、この1杯がおすすめ!

純レモンサワーは、搾りレモン果汁+ウォッカ・スミノフ+自家製シロップ+ソーダに、カットレモンが入る。塩レモンサワーはこれに、塩漬けレモンの搾り果汁が入る。
左から純レモンサワー700円、塩レモンサワー700円

とり(大山鶏)の天ぷら 900円
ふわっとジューシーな大山鶏天ぷらは同店の名物料理

[酒]ビールコエド生800円 焼酎800円~ ワイン800円~ 日本酒900円~ ブラックハイボール800円
[その他のメニュー]純から揚げ(4P)600円、スペイン風オムレツ2種盛り600円、ササミ奴の香味ソース600円、チリコンカルネ800円、大山鶏&ヒヨコ豆のキーマカレー1000円など

[住所]東京都渋谷区恵比寿南1-21-20 EN恵比寿ビル1階 [TEL]03-6452-4122 [営業時間] 18時~翌3時、日~翌1時 [休日]月・第2日 [席]カウンター10席、テーブル4席×3卓、2席×1卓、個室8席、計32席/分煙(厨房前カウンターのみ禁煙)/予約可/カード可/サービス料なし [交通アクセス]JRほか恵比寿駅西口から徒歩5分

「レモンサワー」の関連特集

いまや百花繚乱、さまざまなこだわりで広がりを見せ、人気もさらに急上昇のレモンサワー。名店と言われる店も数多いが、中でもそのコアとなるスタイルを確立し、レモンサワーの旨さを世に知らしめたのがこちら。レモンサワー好きなら一度は訪れるべき“聖地”ともいうべき3店だ!

こだわりの美味しさ急増中!レモンが違う!酒が違う!美味しさが格段に違う!炭酸+焼酎+レモンという従来の味に甘みを入れたり、焼酎以外のお酒を使ったりと、その美味しさを進化させたレモンサワーを出す店が東京都内で急増中だ。これはレモンサワー革命が起きる予感! エリア:北千住/荻窪/武蔵小山/五反田/門前仲町/恵比寿

レモンサワーの中心はもちろんレモン。進化の過程でこだわりは当然レモンそのものに至る。ワックスたっぷりじゃ、やっぱイヤでしょ?ノーワックスで無農薬や減農薬、皮まで食べられる国産レモンをセレクトする店も増えている。東京都内の厳選店舗を紹介!

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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