果実を思わせる華やかな香りと、すっきりとした飲み口で今、大人気の日本酒「獺祭」。多くの店で飲めるが、肴や酒器にこだわり、うちで飲む「獺祭」はさらに旨い、と胸を張る店大集合!
画像ギャラリー炬屋 本店(最寄駅:赤坂駅)
都内屈指の獺祭の品揃えを誇る。蔵元の酒造りにもたずさわる
『炬屋 本店』の 獺祭50 1000円
秋田比内地鶏 焼鳥 1本260円~
都内屈指の獺祭の品揃えを誇る。
定番と限定酒は19種類、普段は手に入らない貴重な非売品も扱っている。
「酒造りの現場を知りたい」と、年2回ほどスタッフ8人全員が山口県の蔵元に出向き、仕込みの作業を手伝うこともあるというこだわりようだ。
客が注文した料理に合わせて獺祭各種の飲み方を提案する「獺祭6種コース」(6杯6800円)は好きな人にはたまらないだろう。
メニューにないが、隠れた人気の「獺祭50」の炭酸割りも頼めば作ってくれる。
【閉店】 酒処吉本(最寄駅:新宿駅)
日本酒通が集まる新宿の名店
『酒処吉本』の 磨き三割九分 1070円
珍味三点盛り 960円
塩イカ胡瓜もみ 830円
酒の味わいを知り尽くしている2代目で唎酒師の大原慶剛さんが、「程よい酸味できれい過ぎない柔らかい味が和の食材に合う」と、数ある種類から定番に選んだ。
「フグのような繊細な味にも、味のしっかりした〆サバにも合うバランスのいい酒」と、大原さんは言う。
酒の友は旬の魚料理や珍味などが中心。各地の珍味は17種類と豊富に揃う。
珍味は「鯛酒盗」や「ままかり酢漬」など。
「塩イカ胡瓜もみ」は塩出ししたイカを野菜と和えた定番のつまみ。弾力のあるイカとシャキッとしたキュウリの食感が絶妙だ。
十番 右京(最寄駅:麻布十番駅)
日本酒バーとしても利用できる
『十番 右京』の 磨き二割三分
マグロと真鯛のカルパッチョトリュフのせ 4カット 1240円
パクチーのサラダ 1010円
獺祭3種呑み比べ 4640円
「磨き二割三分」や究極の精米歩合を追求した希少酒「磨きその先へ」を含む3種セット
酒のために考えられた肴はトリュフやキャビアなど高級食材を惜しみなく使った料理など約100種類。
前菜にはぜひ「マグロと真鯛のカルパッチョ トリュフのせ」(4カット・1240円)を。
繊細で透明感のある「磨き二割三分」を合わせれば、奥深い余韻に心まで満たされる。
食事のみならず和酒のバーとしても使える居心地のいい店だ。
きたろう(最寄駅:湯島駅)
軽な雰囲気でおでんと獺祭を楽しむ
『きたろう』の 磨き三割九分
薩摩知覧どり焼き 1296円
おでんダシの豚しゃぶ 1人前1296円
関西風のおでんダシの旨みが豚肉に絡んで美味。夏限定メニュー
夏限定のメニューなら、秘伝のおでんダシで豚バラ肉をしゃぶしゃぶにする「おでんダシの豚しゃぶ」(1人前1296円・前日までの要予約)がオススメ。
カツオと昆布を使った上品な関西風のダシでいただく味わいは、ふくよかな香りの「磨き三割九分」との相性がいい。
獺祭は時季により限定酒や季節酒も登場する。
おでんのほかにも鹿児島県産の「さつま知覧どり」の稀少な特選モモ肉を使った「薩摩知覧どり焼き」(1296円)が定番。
しっかりとした弾力があり、噛むほどに濃厚な旨みがあふれ出る。
ありのみ(最寄駅:三鷹駅)
選び抜かれた食材の肴で一献
『ありのみ』の 獺祭古酒 1620円
チーズ盛り合わせ 1620円
扱う魚はすべて天然ものの生で、野菜は主に千葉県から産地直送するなど、食材を厳選した料理と豊富な日本酒が自慢だ。
とりわけ獺祭は高田馬場時代から味に惚れ込み仕入れている銘柄。
現在もスパークリングから古酒まで、ひと通り揃えている。
【閉店】獺祭Bar23(最寄駅:京橋駅)
獺祭を手掛ける「旭酒造」が直営する、専門バー
『獺祭Bar23』の オッターフェストサケ(グラスは750円)
唐墨 2400円
旬野菜の酒粕ディップ添え 1200円
五種おためし 3100円
フレッシュな「オッターフェストサケ」やエレガントな「磨きその先へ」が味わえる
酒メニューは非売品のスパークリング「オッターフェストサケ」(グラス750円)など7種類。
少しずつ飲み比べができる「おためし」(3種2100円~)もあり、通常はグラス6500円で提供している高級酒「磨きその先へ」を含む5種セット(3100円)は、初めて訪れる人のほとんどが注文するという。
料理は徳島の日本料理店『青柳』のオーナーがプロデュース。
看板珍味の「唐墨」(2400円)や獺祭の酒粕を使う「旬野菜の酒粕ディップ添え」(1200円)など、洗練された和の味と獺祭との深い調和に酔いしれる。
商品を販売するストアも隣接。
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