【閉店】酒処吉本(最寄駅:新宿駅)
酒の味わいを知り尽くしている2代目で唎酒師の大原慶剛さんが、「程よい酸味できれい過ぎない柔らかい味が和の食材に合う」と、数ある種類から定番に選んだ。「フグのような繊細な味にも、味のしっかりした〆サバにも合うバランスのいい酒」と、大原さんは言う。 酒の友は旬の魚料理や珍味などが中心。各地の珍味は17種類と豊富に揃う。先代から受け継ぐ「塩イカ胡瓜もみ」(830円)は、長野の保存食であるイカの塩漬けを塩出しし、キュウリやミョウガと合わせたサラダ感覚の肴。さっぱりとした口当たりで、傾ける杯が止まらない。
珍味三点盛り
960円
塩イカ胡瓜もみ
830円

〆鯖
1550円

豊後水道のサバ。リンゴ酢などを入れた秘伝の酢で〆た風味豊かな味わい
鱧皮
830円

炙ったハモの皮を細切りにして自家製の酢で味付け
酒処吉本

東京都新宿区西新宿1-13-3 西新ビル 3階 ☎03-3348-9658 [営]17時~23時(22時半LO) [休]日・祝 [席]カウンター9席、テーブル4席×2卓、座敷32席、計49席/禁煙席なし/カード可/予約可/サなし、お通し830円別 [交]JR線ほか新宿駅西口から徒歩3分
電話番号 03-3348-9658
2015年9月号発売時点の情報です。
珍味は「鯛酒盗」や「ままかり酢漬」など。「塩イカ胡瓜もみ」は塩出ししたイカを野菜と和えた定番のつまみ。弾力のあるイカとシャキッとしたキュウリの食感が絶妙だ。「磨き三割九分」は1070円