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アルコール度数が高く芳醇な味わいが特徴で、カクテルとしてロックやソーダ割りとしてバーで楽しみたい麦焼酎が登場した。「いいちこ」の新銘柄「iichiko彩天」だ。販売開始に先立ち、その味を蔵前のバーで堪能してきました。

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『Nui. HOSTEL & B AR LOUNGE(ヌイ ホステル & バーラウンジ)』バーテンダー・斉藤一徳さん

『Nui. HOSTEL & B AR LOUNGE』バーテンダー・斉藤一徳さん

大学時代に観光やホスピタリティーを学び、「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」を運営する「Backpackers’ Japan」入社。「日常的に上質な人生を送る提案をしたい」と客と近い距離で自分のクリエーションを伝えられるバーテンダーに。バーのディレクション等でも幅広く活躍。

焼酎の可能性を広げた麹文化の和スピリッツ

下町情緒漂う蔵前はモノづくりの文化が薫る街。その一角でひと際目を引く「Nui.HOSTEL&BAR LOUNGE」は1階にカフェ&バーを備えた人気のホステルだ。開放的な空間は旅人も地域住民も、あらゆる境界線を超えて人々が集う場として親しまれている。そんな自由さあふれるバーのメニューに、麦焼酎「iichiko 彩天」を使った新カクテルが加わった。

Nature&Savory1700円、彩天ダイキリ1650円

(右から)Nature&Savory1700円、彩天ダイキリ1650円 日本伝統の麹文化を発信する「iichiko彩天」は世界のスピリッツと肩を並べる43度の高度数+麹由来の旨みと大麦の芳醇な香りが特徴。世界最大の蒸留酒品評会「SFWSC」では3年連続で最高金賞、栄誉あるプラチナ賞も受賞。和服姿の日本女性をイメージしたボトルデザインも凛として美しい

ご存じだろうか、「iichiko 彩天」は厳選された大麦や全麹仕込みなど、「いいちこ」の技術を最大限に生かし、世界のバー市場で挑戦すべくおよそ2年の歳月を掛けて開発した和のスピリッツ。2019年にアメリカで先行発売されるや大評判となり、今年6月、いよいよ“凱旋帰国”して日本で販売を開始した。

その魅力を、バーテンダーの斉藤一徳さんはこう話す。

「まず一番に感じたのは麹由来の“まぁるい”うまみ。アルコール度数が43度と高めのボリューム感がありながらツンとくる嫌な刺激は一切なく、大麦の香ばしさやフルーティーな香りもある。単体で楽しむのもいいけど、他の蒸留酒と掛け合わせることで麹のうまみが内から支える縁の下の力持ち的な役割となり、カクテルベースとして使いやすい。とても面白いスピリッツだと思います」

華麗な所作で作ってくれたのが新作のオリジナルカクテルだ。正直、驚いた。

「iichiko 彩天」×ラムがベースの「彩天ダイキリ」はラムの甘さの後から麹のまろやかなうまみと大麦のフレーバーがふわっと花開く爽やかな味わい。

「iichiko 彩天」×テキーラにヨーグルトのお酒も入る「Nature&Savory 」は麹と乳酸の風味が好相性、さらにハーブなど多彩な共演が織り成す複雑味のある1杯。

もちろんシンプルなソーダ割りにすれば、スパイスを使った料理や揚げ物など和洋中のつまみに完璧に寄り添う。まさに和酒と洋酒の垣根を超え、焼酎の枠を広げた和スピリッツにアッパレなのである。

よだれ鶏850円、海老とコールラビのフリットチリマヨネーズソース1400円、iichiko彩天ソーダ割り1200円

(手前から時計回りに)よだれ鶏850円、海老とコールラビのフリットチリマヨネーズソース1400円、iichiko彩天ソーダ割り1200円 鶏むね肉を低温調理した「よだれ鶏」は自家製ラー油がピリッと奥深い旨み。キャベツの仲間の野菜「コールラビ」とエビのフリットはチリが効いたマヨネーズソースと共に。ソーダ割りにした「iichiko彩天」の爽やかなキレと麹の旨みがスパイシーな味わいを口の中できれいに中和してくれる

「旅はその国の食や文化を楽しみたいもの。カクテルを通じて海外の人だけでなく国内外のゲストに日本の伝統と魅力が詰まった焼酎というものづくりの素晴らしさを伝えていきたい」と斉藤さん。

世界で絶賛された「iichiko 彩天」が日本のバーシーンに新しい風を吹き込んでくれるのは間違いない!

『Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE(ヌイ ホステル & バーラウンジ)』@蔵前

『Nui. HOSTEL & B AR LOUNGE(ヌイ ホステル & バーラウンジ)』

玩具会社の古い倉庫をリノベーションしたゲストハウス。「あらゆる境界線を超えて人々が集える場所を」をコンセプトにしており、1階のカフェ&バーは宿泊客以外も利用できる。モーニングからランチ、カフェ、夜はディナーやバーと使い方いろいろ。国内外の客で賑う。

[住所]東京都台東区蔵前2-14-13
[電話]03-6240-9854
[営業時間]8時~24時半(カフェ~18時、ディナー18時~22時LO、バー18時~24時LO)
[休日]無休
[交通]都営大江戸線蔵前駅A7出口・都営浅草線蔵前駅A2出口から徒歩2分

撮影/小島 昇、取材/肥田木奈々

飲酒は20歳をすぎてから。お酒はおいしく適量を。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に影響するおそれがありますので、気をつけましょう。飲酒運転は、絶対にやめましょう。

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おとなの週末Web編集部
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